映画原作は発行部数40万部を突破し、「このホラーがすごい!2024年版」で第1位を獲得した小説『近畿地方のある場所について』。菅野美穂と赤楚衛二をW主演に迎え、白石晃士が監督を務める。また、原作者・背筋も自ら脚本協力として参加している。
同曲の一部を使用した予告映像もあわせて公開された。
椎名林檎は、楽曲へ込めた想いについて、また映画製作プロデューサー櫛山慶、監督の白石晃士、W主演となる菅野美穂、赤楚衛二からのコメントも寄せられている。
【椎名林檎 コメント】
【菅野美穂 コメント】
椎名さんに主題歌をお引き受けいただけたことで、映画の世界観を最後のエンドロールまで締めて頂ける安心感を抱きました。
そして、私が演じた千紘というキャラクターの心情にとことん寄り添って作ってくださった曲で、椎名さんらしさもありながら、私たちにすごく寄り添って頂き、感謝しかありません。
【赤楚衛二 コメント】
主題歌が椎名さんとお聞きして、僕の中ではホラーのイメージがなかったので驚きました。映画の世界観と通じる、菅野さん演じる千紘さんの想いが1つのテーマとしてあり、そこに椎名さんの世界観がマッチした曲になっているので、余韻に浸れるエンドロールになると非常に楽しみです。
【監督・白石晃士 コメント】
私の監督作に、まさか椎名林檎さんによるこんな素晴らしい主題歌が流れるなんて!光栄で、嬉しくて、身震いしながら曲を聴かせていただきました。物悲しさの中からやがて力強い美しさが立ち昇るこの曲からは、まるで映画のもう一つの世界が見えてくるようで、ただただ沁みます。是非とも皆さんに、映画体験として劇場で浴びていただけたら幸いです。どうぞ、どうぞお楽しみに!
【プロデューサー・櫛山 慶 コメント】
かねてより、日常とタブーの狭間を艶やかに描く椎名林檎さんの表現力に魅了されてきました。本作は、近畿に潜む “触れてはならない場所” をめぐる物語。椎名さんの声と言葉こそ、この世界観に響くと確信しオファーいたしました。映画本編と脚本を丹念に読み込み、生み出してくださった主題歌には、物語の「想い」が余すことなく封じ込められています。エンドロールが動き出す瞬間、観客の背筋を再び震わせる、その最後の一押しを、椎名林檎さんの歌に託しました。ぜひ劇場で体感してください。
●映画情報
映画『近畿地方のある場所について』
2025年8月8日(金)より公開
©2025「近畿地方のある場所について」製作委員会
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