エイミー・ワインハウスの死の状況に事件性はなしと検死官語る

2006年作 『バック・トゥ・ブラック』

7月23日に急死したエイミー・ワインハウスの死因をめぐって、7月25日にロンドンのセイント・パンクラス検死法廷で死因審問が行われたが、死因を調べている検死官は事件性を匂わせるような「疑わしい状況証拠などはない」と語った。遺族による葬儀開催への配慮のため、今後の審問は12週間先延ばしにされた。

約2分間にわたって行われた25日の審問では、エイミーの姓名、生年月日、住所などが「NM1区カムデン・スクエアに住む、離婚歴のある独身女性」と読み上げられたとAP通信が伝えている。

報告を行ったシャロン・ダフ検察官はエイミーの遺体を家族が確認したことを肯定し、エイミーの死因を確定するために組織学検査や薬物検査と併せて検死も行われることを明らかにした。

検死の結果は7月26日にも発表されると見込まれているが、組織学検査や薬物検査の結果は相当に時間にかかるのが通例。死因を特定する審問は10月26日に再開される。


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