ザ・キラーズのブランドン・フラワーズ、新作は今年の夏か冬と語る

ザ・キラーズ2008年作『デイ&エイジ』

昨年の10月から2008年の『デイ&エイジ』以来となる新作のレコーディングに入っているとされているザ・キラーズだが、ヴォーカルのブランドン・フラワーズは確実に今年中に新作をリリースすると語っている。

BBCラジオのゼイン・ロウの番組に出演したブランドンは向こう12か月のうちに必ず新作を出すと触れたものの、具体的な日時については明らかにしなかった。

新作の具体的なリリース時期について訊かれてブランドンは「夏に出すか、それともいっそ冬に出すか、そのどっちかっていうことなんだよ」と語り、バンドとしてまた「集まってノイズを出すのはすごく楽しかったよ」と説明している。

さらにこれまでの作品からも内容的に離れた作品にしたいともブランドンは次のように語っている。

「『ホット・ファス2』とか『サムズ・タウン2』とか『デイ&エイジ2』みたいな作品にはしたくないからね。ただ、やってきたことのすべてをもってきて、その最高のところだけとって、自分たちにやれることをやっていくっていうことはあるかもしれないね」

アルバムのタイトルはまだ明らかにされていないが、『Battle Born』という仮題で作業は進められているといわれていて、プロデューサーにはブレンダン・オブライエンを迎えているという。

一方ドラムのロニー・ヴァヌッチは新作の手応えについて「すごいキテる感じなんだ。今度のレコードに関してはほんとにぼくは楽しみなんだよね。すごいいい音のアルバムになるよ」と語っている。また、すでに来年の夏のイギリスの大きなフェスティヴァルにも最低ひとつは出演する話が固まっているとも噂されている。


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