ガスライト・アンセムは2010年の『アメリカン・スラング』以来となる新作制作の作業に1月20日からテネシー州のスタジオに入って取りかかり、23日からレコーディングを始めるとツイートしている。
ヴォーカルのブライアン・ファロンは昨年から制作準備を始めていることを明らかにしていて、新曲群が「かなりアグレッシヴだ」と説明してきたが、新作用のデモ・セッションに関してはかなり満足しているともビルボード誌に語っている。
「デモを今制作していて、25曲作るのが目標で10曲出来上がってるんだ。速い曲はこれまでよりも全然速くなってるんだよ。内容はかなりパーソナルで今のところ相当にアグレッシヴなものになってるね」
また、ブライアンがバンドのギター・テクニシャンのイアン・パーキンスと結成したサイド・プロジェクトのザ・ホリブル・クロウズとしてのデビュー・アルバム『Elsie』を制作したおかげで、ブライアンはオルガンやストリングスなどより多彩な楽器を使って「実験することができた」と語っている。
「『Elsie』の楽曲はぼくが人としてこの先やっていくためにも、ちゃんと機能するためにもどうしても書かなきゃならなかったんだよ。ほかになにがあるのか、ぼくたちにはなにができるのか、知りたかったんだ」
また、ブライアンはザ・ホリブル・クロウズとしてのセカンドを制作することも考えていると語っていて、次回作についてはゴリラズやモービーからの影響を汲んだものになるという。
(c) NME.COM / IPC Media 2012