6月に新作『ザ・ブレイベスト・マン・イン・ザ・ユニバース』をリリースするソウル界の重鎮ボビー・ウーマックが大腸がんと闘病していることが明らかになった。
これはボビーの親友でファンク・ベースの第一人者として有名なブーツィ・コリンズがツイッターで明らかにしたことで、肺炎の発作の治療を受けたところ、大腸がんに罹っていることも判明したとのことだ。
これを受けてボビーの関係者らもボビーのフェイスブックでボビーが闘病中であることを明らかにしていて、3月26日にいったん退院したものの、さらなる治療と手術のために近く再入院することも発表している。
「ボビー・ウーマックの健康状態についてさまざまな憶測が伝えられているため、きちんと病状を伝える必要を感じ、ここに発表します」と声明は伝えている。「ボビーは無事肺炎から回復し、昨日病院から退院いたしました。ただ、ボビーはがんにも罹っており、今月中に手術を予定しております」。
さらにボビー自身も以下のように伝えている。「家族や友達、そしてぼく自身も手術の成功と早急な回復を望んでいます。ファンのみなさんからは、お祈りと愛と激励をいただきまして感謝しています。みなさん、ぼくの新作のツアーでまた会いましょう」。
ボビーの新作『ザ・ブレイベスト・マン・イン・ザ・ユニバース』はデーモン・アルバーンとXLレコーディングの社長リチャード・ラッセルが共同でプロデューサーを務めていて、西ロンドンにあるデーモンのスタジオ13とニューヨークで制作された。
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