ノエル・ギャラガー、エミリー・サンデーはババア向けの音楽と語る


ノエル・ギャラガーはエミリー・サンデーについて「ババアが聴くような音楽だろ」と語っている。

『ショートリスト』誌の取材に答えたノエルはエミリーやパロマ・フェイスについてなにがいいのかわからないと次のように語っている。

「今のいわゆる一番旬のものってどうよっていうね。パロマ・フェイス? って、ありえねえだろ。あれがスターだなんて誰が決めたんだよ? エミリー・サンデー? あんなのババアが聴くようなクソ音楽だろ。俺にはさっぱりわからねえよ」

さらにノエルは若いアーティストから曲をコラボレーションしてほしいと声をかけられることの不快感を次のように説明している。

「それともうひとつよくわかんないことがあって。確か俺、もう20人くらいから言われてると思うんだよね、『よかったら、一緒に曲を書くべきだと思わね?』ってね。てめえの曲はてめえで書けよっていうんだよ。俺はここまで来るまで46年間、ずっとすったもんだやってきてんだよ。ある曲のあるくだりがずっと書けなくて1か月ももがき苦しんだりしてきてるわけでさ。だから、おまえと一緒に曲なんか書くわけねえだろってんだよ、クソボケ」

なお、ノエルは3月19日からロイヤル・アルバート・ホールで開催されるティーンエイジ・キャンサー・トラスト・ライヴのキュレーターを務めていて、1週間にわたる今年のライヴ・シリーズではポール・ウェラーのほか、ライアン・アダムス、カサビアン、プライマル・スクリーム、リズル・キックス、ラビリンス、ラッセル・ブランド+ノエル・フィールディング、グリフ・リース、グレアム・コクソン+デーモン・アルバーン、そしてノエルらの出演を予定している。

また、ノエルは今年のキャンサー・トラスト・ライヴへの出演を断ってきたのは「中流バンド」ばっかりだったと次のように語っている。

「それと後から断られた話も多かったよ。みんな直に話してる時はやるやるとか言ってさ。でも、代理人から連絡が入ったり、マネジメントから連絡が入ったり、広報から連絡が入ったりして、『その頃はちょうどオーストラリアにいるんですよね』とか言われるんだよ。マジかよってなるよね。そんなことは一言も言ってなかったぜってさ。おもしろいのはさ、労働者階級のバンドはなにはともあれ、やるって言ってくれるんだよ、いつだってやるよっていう話でね。中産階級のバンドはやると言って、その後ひよるんだよ」

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