ビーディ・アイ、ビートルズの“クライ・ベイビー・クライ”をカヴァー
2013.06.13 22:15
ビーディ・アイのリアム・ギャラガーは兄のノエルと同様、耳鳴りを恒常的に経験していることを明らかにしている。
耳鳴りは大音量にさらされることで罹ると言われていて、これまでにもコールドプレイのクリス・マーティンやザ・フーのピート・タウンゼントが耳鳴りに悩まされていることで知られていて、ノエルも今年に入ってから正式に耳鳴りに罹っていると診断されたことを明らかにしている。
ビーディ・アイは6月10日にロンドンのラフ・トレード・イーストでインストア・イヴェントを行ったが、イヴェント後に『ザ・サン』紙の取材に答えたリアムは次のように語っている。
「俺だって疑いなしに耳鳴りに罹ってるよ。耳鳴りのしないやつなんてまともなロックンロール・スターじゃねえだろ。耳鳴りとの付き合い方はもうずっと昔に習得したよ。気にしないようにしてるし、耳鳴りに負けない大きい声で喋ればいいだけの話だよ。俺はね、これを誇りに思ってるよ。耳鳴りのしないやつなんざ、俺に言わせりゃファック・オフだな」
また、ノエルが医者で正式に耳鳴りの診断を受けたことについてどう思うかと訊かれるとリアムは「まあ、それはノエルの勝手だろ。他にもやれることはごまんとあるんだから」と答えている。
なお、10日のインストア・イヴェントでビーディ・アイは45分のセットを披露し、新作『BE(ビー)』の一部を紹介しつつ、ザ・ビートルズの“クライ・ベイビー・クライ”のカヴァーも演奏した。
今後、バンドは6月19日、20日、22日とマンチェスター、ロンドン、グラスゴーでファン向けの小規模なライヴ・シリーズを予定していて、その後はV・フェスティヴァル、ベニカシム・フェスティヴァル、T・イン・ザ・パーク・フェスティヴァル、サマーソニックなどへのフェス出演を予定している。
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