ザ・1975のマネージャーで現在はバンドのレーベルのオーナーでもあるジェイミー・オボーンはイギリス中のレーベルからことごとく契約を断られていたと明らかにしている。
ザ・1975はシングル“Sex”などの楽曲で知られ、シングル"Chocolate"についてはBBCラジオ1の過去5年の楽曲ベスト1にも選出されているが、オボーンはバンドが7年も下積みを積んできて、"Chocolate"も"Sex"も3年前の時点ではどのレーベルもラジオでかかるわけがないとしてリリースを拒んできたと語ったとギグワイズが伝えている。
「俺はザ・1975のマネジメントを7年やってきて、さすがにバンドももう絶対に実現しない約束について聞かされるのにうんざりしたというところまできちゃったんだよね」
「(いったんブレイクすると)みんなバンドについてどこからともなく現れたというようなことをツイートしまくったわけだけど、それまでに注いできたバンドの労力と資金のことを知ってたら絶対にそんなことは安直には書けないはずだぜって思ったよ」
その後、バンドはオボーンが設立したインディ・レーベル、ダーティ・ヒットと契約し、2012年からリリースを始めると現在の大ブレイクへの足掛かりを摑むことになった。
“Sex”のミュージック・ビデオはこちらから。
“Chocolate”のミュージック・ビデオはこちらから。