BBCテレビは10月に他界したルー・リードの追悼番組を12月15日に放映するが、同番組に元ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのメンバーらも発言を寄せているという。
番組は『Lou Reed Remembered』といって、21時からの放映となるが、元ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのモーリン・タッカーやダグ・ユールのほか、ソニック・ユースのサーストン・ムーアやボーイ・ジョージ、デビー・ハリーらも出演しているという。
また、ルー・リードの作品にも多数参加しているギタリストのスティーヴ・ハンター、作家のポール・オースター、ルーの姿を多く撮った写真家のミック・ロックらもルーについて番組で語っていて、さらに“ワイルドサイドを歩け”の冒頭の歌詞で紹介される性転換女優で、アンディ・ウォーホールにもいたく気に入られていたホリー・ウッドローンも登場するという。BBCは次のように番組について解説している。
「友人たち、ミュージシャン仲間や評論家、そしてルー・リードの音楽だけでなくそのあらゆるものに対するアンチテーゼを投げかけた姿勢に触発された人間全員の協力を得て、ルー・リードがいかにしてある世代の性格を形づくったかということだけでなく、真にオルタナティヴでインディペンデントなロック・シーンを生み出すことにも貢献し、ニューヨークという都市に対して最も刺激的で説得力のあるサウンドトラックを生み出したかということまで見ていく番組になります」
ルー・リードは10月27日に肝機能不全で他界したが、5月には肝臓移植手術を受けたばかりだった。ルーの死によってオリジナル・メンバーのヴェルヴェット・アンダーグラウンドのメンバーはモーリン・タッカーとジョン・ケイルだけとなっている。
また11月にはルーが遺産を妻のローリー・アンダーソンと妹に残したことが明らかになっている。ルーはニューヨークのマンハッタンの建物の最上階にあるペントハウス、ニューヨーク州イーストハンプトン近郊にある邸宅と遺産の大半をローリーに譲るように指示したという。ルーとローリーは2008年に結婚し、子供はいなかった。ローリーはルーの最期を振り返って「ルーは日曜の朝に木立を見つめながら」息を引き取ったと明らかにしている。
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