マイ・ケミカル・ロマンスのマイキー・ウェイ、バンドの解散は「家族の不幸のよう」

マイ・ケミカル・ロマンス『メイ・デス・ネヴァー・ストップ・ユー ~ザ・グレイテスト・ヒッツ 2001-2013~』3月26日発売

3月26日にバンドとして初のベスト・アルバム『メイ・デス・ネヴァー・ストップ・ユー ~ザ・グレイテスト・ヒッツ 2001-2013~』がリリースしたマイ・ケミカル・ロマンスだが、ベースのマイキー・ウェイはバンドの最後の頃を「家族に不幸があったような感じだった」と振り返っている。

バンドは昨年3月に突然の解散を発表したが、その後の1年を振り返ってマイキーは解散が自分にどのような影響を及ぼしたのかを次のように『ケラング!』誌に説明している。

「ずっと向き合ってたんだよ。悲しかったし、家族の一人に不幸があったような感じだったよ。でも、時間が経つにつれて、いろいろ思い出すことが大きな喜びや楽しみとなり始めたんだ。曲を聴いても純粋に『結構、俺たちってすごいことやれたんだな。大それたことをやってたんだな』って思えるようになったんだよ。でも、マイ・ケミカル・ロマンスをやっている間は本当に忙しすぎたんだ。ちょっと足を止めて目についた薔薇の花をかいでみることさえかなわなかったし、自分についてもしっかり考えることもできなかったからね。これまでの1年はだから、そういうことのためのものだったんだよ。自分の中を深く掘り下げることができたし、自分がずっとなりたかったような男の人にやっとなれたと思うよ」

バンドは今年に入ってからベスト・アルバム『メイ・デス・ネヴァー・ストップ・ユー』収録の未発表曲"フェイク・ユア・デス"を公開したが、バンドはこの曲を、バンドを称える讃歌と説明していた。

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