![](/sp.gif)
![](/sp.gif)
ここでこの日、和田による最初のMC。「『JAPAN JAM』初出演、このステージに立てて光栄です。今日はあの人が来ています。お楽しみに。それまではしばし俺たちの音楽を聴いてください。俺たちも全力でやるんで、みんなも全力で来てくれよ」というわけで、ここからは彼らのアンセムを連続で投下。"Warp"では鮮やかなコーラス・ワークを見せつけ、オーディエンスとのコール&レスポンスから突入したのは"Raspberry"。あのイントロのギター・リフが鳴った瞬間に客席からは大きな歓声が上がる。更に"FUTURE FOLDER"までという鉄壁のセットリスト。和田は客席に向かって、高く右手を上げてみせる。
![](/sp.gif)
![](/sp.gif)
![](/sp.gif)
しかし、サプライズはこれで終わらない。「今回ちょっと居酒屋でミーティングしたんだけど、そうしたら、この人も出てるじゃん! ということで、出てくれるかどうか頼んでみようって、その方に僕が電話したんだけど、まるでジュース買うのに100円貸してくれるみたいに『いいっすよ』って」という藤井フミヤの紹介でステージに現れたのは、なんと奥田民生! なんで今回こんなに出番が早いのか&どうやって和田くんに今回のセッションを仕切られたのかを明かしつつ、この3組が揃ってやるのは、もちろんこの曲。藤井フミヤのアルバム『F'sシネマ』に奥田民生が提供した"嵐の海"。奥田民生がギターを弾き、コーラスをとり、藤井フミヤがブルースハープをふき、ボーカルをとる。もちろん、バンド・サウンドを生み出すのはTRICERATOPSだ。これまで一度も実現することのなかった3者の共演。最後のグダグダっぷりも含めて、自然と笑みが漏れるような、最高のセッションだった。さらに、和田と藤井フミヤがデュエットに挑戦したシングル"爆音Time"、トライセラの最初期の楽曲"彼女のシニヨン"を藤井フミヤが歌うというスペシャルな一幕まで披露。最後、まるで銃のようにマイクを構えた藤井フミヤ、そして、このステージを作り上げたTRICERATOPSの姿は本当にカッコよかった。(古川琢也)
![](/sp.gif)
◆TRICERATOPS
ゲスト・アーティスト:藤井フミヤ
ゲスト・アーティスト:藤井フミヤ
1 Groove Walk
2 Neo Neo Mods
3 Warp
4 Raspberry
5 FUTURE FOLDER
6 キメゼリフ w/藤井フミヤ
7 TRUE LOVE w/藤井フミヤ
8 嵐の海 w/藤井フミヤ/奥田民生
9 爆音Time w/藤井フミヤ
10 彼女のシニヨン w/藤井フミヤ