発売中のCUT2月号に、梅原裕一郎さんのインタビュー+撮り下ろしを掲載しています!
今回お話を伺ったのは、放送中のアニメ『RINGING FATE』について。『時光代理人 -LINK CLICK-』や『天官賜福』を手掛けたHaolin(リ・ハオリン)監督のオリジナルアニメということで、先の見えない展開に毎話ドキドキしている方も多いのではないでしょうか。
梅原さんが演じるのは、そんな『RINGING FATE』の中でもひときわミステリアスなキャラクター・サブロー。オーディションではなく指名オファーだったというサブローにどう向き合ったのか、話を聞きました。以下、インタビューを一部抜粋してご紹介します!
中国で配信され、日本語吹き替え版として放送されている本作。アフレコ前に中国版の映像を観ることもできたそうです。物語の根幹にあるのは、一度死んだ人間が別の世界で生を受ける「輪廻転生」の考え方ですよね。それは僕たちにとっても馴染み深い価値観だとは思います。ただ、舞台である「崆(くう)」は輪廻転生するための世界で、生きている世界と死後の世界の間の場所。独特というか、血生臭いといいますか……見た目こそ可愛らしい世界だけど、その裏側には何かがあるのが感じられるし、そこで生きる人たちもひと筋縄ではいかないものを抱えている。その片鱗が映像の中にうまく織り込まれているんですよね。だから観ていて一瞬たりとも気が抜けない。伏線の張り方がうまいな、と思わされます
日本で制作されるアニメはアフレコ時に映像が完成していることは稀なので、その点はすごく演じやすいですね。(中略)特に第1話収録のタイミングではサブローにまつわる謎が多くて、その全貌がまったくつかめていなかったんですよね。僕自身、心の中で「なんで名前がサブローなんだろう? イチローとジローもいるのかな?」なんてことも考えさせられて(笑)。そんな彼の演技の方向性を決めるのに、中国語での演技はすごく参考になりました
インタビュー時点では、編集部はもちろん梅原さんもまだ全話分の台本はいただいていないという状況だったので、『RINGING FATE』が今後どんなふうに展開していくのか、といった考察話も盛り上がりました。
ちょうど本日第3話が放送される『RINGING FATE』。まだ観ていないという方も、ぜひCUTを読んで、アニメを追いかけてほしいです!
そしてここでは、撮り下ろしフォトセッション後のオフショットをお届けしていますが……誌面にはクールかつ美麗なスペシャルカットをたっぷり掲載。インタビューと合わせ、撮り下ろしカットもご堪能いただければ嬉しいです!(山下茜)
CUT2月号は現在以下にてご購入可能です。