今、おいしくるメロンパンのライブがヤバい

ミニアルバム『eyes』を引っ提げて6月から約半年にわたって回ってきた史上最大規模の全国ツアー27本目、ファイナル。
緊張と緩和、ポップとアバンギャルド、清潔さと暴力性のせめぎ合うバランスがずっとヤバかった。
映画『BLUE GIANT』がアニメでジャズを表現しきったのにも似た、ありえないことがステージ上で起こり続けている感じ。
この3ピースのロックでできることを純粋に煮詰めて培養して、客席の熱とも化学反応させていくとこんなえらいことになるんだ、というライブだった。(古河晋)
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