青春パンクとは一体なんだったのか──日本最古の青春パンクバンド・ガガガSPのコザック前田と語り合いました!

1997年結成の青春パンクバンド・ガガガSPが、ともに時代を彩った戦友とも言える10バンドの楽曲をカバーしたアルバム『青春謳歌カバーアルバム』をリリースした。

なぜ、今このタイミングで彼らは「青春パンク」を背負って令和の時代に一石を投じるのか──そんな純粋な疑問を抱きつつ、このタイミングをチャンスと考えて、コザック前田と青春パンクについて語り合いたい、ただ記録としてではなく、新世代に「青春パンク」というムーブメントの魅力を伝え、ニュースとして届けたいという思いのもと、今回のインタビューを実施してきました!

しんどい状況の人も、「あの頃はよかったなあ」と振り返る人も、今の世の中を生きていってること自体が青春じゃないのかなと。そう捉えながら、今、青春パンクをやってるところがありますね

「生きてることが青春」とコザック前田は話していましたが、簡単に聞こえるようでとても深い言葉だと私は思います。バンドを続ける中で、何周も何周も回って今の彼らが届けたい「青春パンク」があるということもこのインタビューでわかりました。

カバーされた10バンドとの思い出も振り返りながら、「青春パンク」の時代の流れをしっかりと答えてくれているので、ガガガSPのカバーを聴いた上で、原曲にもぜひ触れてほしい。その上で、改めてこのインタビューを読み直してほしい。

そんな、ひとつの歴史を閉じ込めた、熱いインタビューをお見逃しなく!(岩田知大)

【インタビュー】青春パンクの名曲10曲に新たな生命を吹き込んだ『青春謳歌 カバーアルバム』。ガガガSPはなぜ今、あの頃の歌に向き合うのか? そして青春パンクとはなんだったのか?[PR]
ガガガSPの最新作『青春謳歌 カバーアルバム』に収録されているのは、00年代前半頃の曲の彼ら流によるカバーだ。この10曲の大半に共通するワードを挙げるならば、2002年にメジャーデビューしたガガガSPもその担い手であった「青春パンク」ということになるだろう。日本語の歌詞で感情をダイレクトに表現…
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