ハルカトミユキ@渋谷クラブクアトロを観てきた。


「ここは雪山の山小屋と同じ」というハルカの言葉通り、まるでシェルターの中にいるような独特の密室感が生まれていた。でもそれは今日のあり得ない天気のせいだけではなくて、彼女たちの音楽が自然と醸し出している本質そのものだろう。「青写真を描く」というタイトルが指し示すように、ハルカトミユキのこれからがしっかりと炙り出されたツアーファイナル。

個人的にアルバムの中で最も好きな曲"ナイフ"が白眉の出来で、しばらく脳内再生が続きそう。言葉やスタイルに注目がいきがちなアーティストだけど、メロディメイカーとしての力量も抜群だと思う。