ジェイ・Z、スヌープ・ドッグとエミネムの才能を絶賛。カミングアウトした母親についても語る


米有名司会者デヴィッド・レターマンの新番組「My Next Guest Needs No Introduction with David Letterman」にジェイ・Zが出演し、他のラッパーたちについて語っている。


Netflixで4月6日配信開始の回に出演したジェイ・Zはスヌープ・ドッグを例に挙げつつ、ラッパーに必要な資質について以下のように説明している。

声さえよければ、ほとんどなにを言っても構わないもんなんだよ。スヌープ・ドッグの声は最高だと思うんだ。スヌープなら「ワン、トゥー、スリー・イントゥ・ザ・フォー」っていうのだけで「すげえ!!」ってなるよね(笑)単純にいい響きなんだよ。響きが最高なんだよね。

さらにエミネムについても「たとえばエミネムだったら、ものすごいリズム感があって、もうほとんどシンコーペーションになってるんだ」と身振り手振りでエミネムのラップのリズム感を説明しながら、エミネム調のラップを再現。

「こうやって、ほぼパーカッションみたいになってるんだよ。音楽としてやってる中でね」と解説し、「だから、傑出したことをやるにはいろいろやり方があるんだけど、人によっては全部の才能を持ち合わせてる場合もあるんだよね」と話した。

ジェイ・Zは同番組の中で、自身の母親が同性愛者であることをカミングアウトした日についても話している。母親が同性愛者であることを知ってはいたものの、そのことについて直接話をしたのはつい8ヶ月前のことなのだという。

ジェイ・Zはカミングアウトを聞き、「母親がやっと解放されたんだ」という思いで涙が止まらなかったのだと語った。


なお、今年に入って新しく放送が開始した同番組「My Next Guest Needs No Introduction with David Letterman」だが、放送初回にはバラク・オバマ前大統領が出演したことでも話題を呼んだ。オバマ氏は番組の中で、故プリンスダンスをした日のことを回想している。