バンドとして最後のツアーとされる「END OF THE ROAD WORLD TOUR」を現地時間の1月31日より開始するキッスだが、同ツアーにてオリジナル・メンバーが参加することについてジーン・シモンズが言及していることがわかった。
このツアーは数年間続く予定で、「Ultimate Classic Rock」によるとシモンズは「Guitar World」の新たなインタビューに応えた際、エース・フレーリー、ピーター・クリスといったバンドのオリジナル・メンバーが参加する可能性について、次のように語っているという。
エースとピーターには3回チャンスがあった。彼らはバンドに入ったり出たりで、3回クビになってるわけ。ドラッグや酒や態度の悪さ、プロ意識の低さで、自分の責任を果たしていなかった。
というわけで質問に簡潔に答えると、エースとピーターに局所的にならぜひ参加してもらいたいと思ってるよ。
もし彼らが参加しないとしても、それは俺たちのせいじゃない。でも彼らが再びキッスのメンバーになることは絶対にないね。
上記の発言における断定的な口調を問われたシモンズは、次のように続けたという。
三度目の正直ってのがあってさ。「今度はちゃんとやるよ」っていうのはもう通用しない。オオカミ少年なんだよ。「俺はもう100万年シラフだ」、「そりゃ素晴らしい! 達者でな!」っていう。
エースやピーターがステージに飛び乗って1、2曲やるのを歓迎するか? もちろん。2人が毎晩フルセットをやるのを当てにできるか?
万に一つもあり得ねえ。
なお、キッスは昨年、船上イベント「Kiss Kruise」にてフレーリーと17年ぶりの共演を果たしている。
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