同曲は、今年2月に久しぶりに顔を合わせた桑田と世良の「同級生で協調して、今の時代に向けた発信をできないか?」という会話を機に、桑田が佐野、世良、Char、野口の5人で結集する構想を描き実現したもの。4月末には桑田自身が4人に手紙を書き直接会いに行ったといい、「今敢えて『時代遅れ』なやり方で、我々の世代が『音楽という名の協調』を楽しむ姿を発信し、その中で『次世代へのエール』や『平和のメッセージ』を届けたい」という桑田の想いに全員が共鳴し、それぞれのファンへの感謝とお互いへのリスペクトを胸に、今自分たちが出来ることとして「共に歌う」べく集まったという。
なお制作期間は桑田が手紙を送ってから1ヶ月で、タイトルには、どこか重々しい空気に抑圧され、自分の意見を言いづらいようなムードが蔓延する昨今、昭和世代が「同級生で集まって歌う」、「タイムリーに世界情勢に声をあげる」など、「時代遅れ」とも言われかねないアクションをあえて起こすことで、「次の世代に向けたエール」と「平和のメッセージ」を届けたいという想いが込められているとのこと。
楽曲は2020年に突如世界を一変させた新型コロナウイルスや各地で多発する未曾有の自然災害、2月に海の向こうで勃発し今なお続く歴史の過ちを繰り返す惨劇といった、悲しみが世界中を覆う今この瞬間に、日本音楽界の「同級生」5人が、昭和、平成、令和の時代を経て、今だからこそ結集し声をあわせて歌う平和へのメッセージになっており、歌詞は《この頃「平和」という文字が 朧げに霞んで見えるんだ 意味さえ虚ろに響く》、《No More No War 悲しみの 黒い雲が 地球を覆うけど 力の弱い者が 夢見ることさえ 拒むと言うのか?》などストレートに綴られ、パートごとに各ボーカリストが力強く歌い上げているという。
あわせて、歌詞にある《子供の命を全力で 大人が守ること それが自由という名の誇りさ》という言葉を体現すべく、この楽曲を通じて得られる収益の一部は、困難に直面している世界中の子供たちの未来といのちを守るため、Save the Children(セーブ・ザ・チルドレン)に寄付することも発表された。
●配信情報
桑田佳祐 feat. 佐野元春, 世良公則, Char, 野口五郎
『時代遅れのRock’n’Roll Band』
配信中
この楽曲から得られる収益の一部は、困難に直面している世界中の子どもたちの未来といのちを守るために、セーブ・ザ・チルドレンへ寄付させていただきます。Save the Children(セーブ・ザ・チルドレン) オフィシャルサイト
●主なラインナップ
・Mr.Children
・BUMP OF CHICKEN
・SEKAI NO OWARI
・清水依与吏×尾崎世界観
・星野源
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