アデルはザ・ブラック・キーズ、アーケイド・ファイアらとともに来年の2月に発表されるアカデミー賞のオリジナル映画音楽賞の候補に挙がっていることが12月11日に明らかになっている。
アデルは『007 スカイフォール』の主題歌"スカイフォール"、ザ・ブラック・キーズはウータン・クランのRZA(レザ)が監督したカンフー映画『The Man With the Iron Fists』に提供した"The Baddest Man Alive"、アーケイド・ファイアは『ハンガーゲーム オリジナル・サウンドトラック~ソングス・フロム・ディストリクト12・アンド・ビヨンド』に収録された"アブラハムズ・ドーター"がそれぞれ候補に挙がっている。
候補曲は現時点で75曲あり、ほかにはジャド・アパトー監督の『This Is 40』に提供されたフィオナ・アップルの"Dull Tool"、ケイティ・ペリーのツアー・ドキュメンタリー『ケイティ・ペリーのパート・オブ・ミー』に収録された"ワイド・アウェイク"、『テッド』に提供されたノラ・ジョーンズの"Everybody Needs a Best Friend"、『メリダとおそろしの森』に提供されたマムフォード・アンド・サンズの"ラーン・ミー・ライト"、『フランケンウィニー』のサントラ盤『フランケンウィニー・アンリーシュド!』収録のカレン・Oの"ストレンジ・ラヴ"、『People Like Us』に提供されたリズ・フェアーの"Dotted Line"なども挙がっている。また、クエンティン・タランティーノ監督の新作『ジャンゴ 繋がれざる者』からはリック・ロスの"100 Black Coffins"、ジョン・レジェンドの"Freedom"など4曲が候補に挙がっているとか。
なお、候補曲は1月10日に最終候補に絞られ、2月24日に受賞曲が発表される。
また、アウトキャストのビッグ・ボーイはマムフォード・アンド・サンズとコラボレーションを考えていることを次のようにCBSニュースで語っている。
「マムフォード・アンド・サンズとはなんかやろうと考えてたんだよね。連中とはグラストンベリーで知り合ってね。なんかそのうちに形になるはずだと思うけど。俺が一緒にやりたがっているのは知ってるし、連中もやりたがってたから」
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