レッド・ツェッペリンやローリング・ストーンズのエンジニアとして有名なアンディ・ジョンズが61歳で逝去


プロデューサーやエンジニアとして数々のロックの名盤に関わったアンディ・ジョンズが61歳で他界した。

L.A.ガンズの元ギターでアンディとコラボレーションを重ねていたというステイシー・ブレイズは先週アンディが肝機能障害のため入院していたと『ビルボード』誌に明らかにしているが、死因については明らかになっていない。

アンディはザ・ビートルズやザ・フーの作品を手がけてきた、やはりプロデューサーとエンジニアとして有名なグリン・ジョンズの弟で、ザ・ローリング・ストーンズの1967年の『サタニック・マジェスティーズ』にテープ操作のスタッフとして関わり、その後レッド・ツェッペリンの『Ⅰ』『Ⅱ』『Ⅳ』やストーンズの『メイン・ストリートのならず者』のエンジニアとして活躍した。

そのほかにもブラインド・フェイスの69年作品『スーパー・ジャイアンツ』、フリーの70年作品『ハイウェイ』、ストーンズの71年作品『スティッキー・フィンガーズ』、レット・ツェッペリンの74年作品『フィジカル・グラフィティ』、ジョニ・ミッチェルの80年作品『シャドウズ・アンド・ライト』やジェスロ・タルの諸作のエンジニアとしてよく知られている。

プロデューサーとしても有名で、テレヴィジョンの77年の『マーキー・ムーン』のほか、スティーヴ・ミラー、ハンブル・パイ、ボビー・ウィットロック、ヴァン・ヘイレン、ロニー・ウッドらの作品を手がけてきた。

アンディには妻アネットとエヴァン、ジェシー、ウィルと3人の息子が遺されている。

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