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実は今年成人を迎えるYUI。そんな意味でも、人生の節目となる2007年のスタートを飾ったこのライヴは彼女にとってどんな意味を持つのだろうか? そんなことを思っていたところ、アコギ1本でステージに登場したYUI。彼女のルーツである弾き語りで、まずは“TOKYO”。福岡から上京した当初の思いが込められた歌詞を歌い上げ、初心に帰る。そこからバックバンドが登場して、一気にロックモードへ突入。その後も、エレキとアコギを交互に持ち替えながら、静謐な旋律が身に染みる“I remember you”から、今年の初リリースとなるノリノリのロックンロール・チューンの“Rolling star”まで、様々な表情を見せ、様々な思いを歌い上げた。最後は役者としても主演した大ヒット映画『タイヨウのうた』の主題歌“Good-bye days”を演奏してステージを去ったYUI。20代になった彼女とまたこのステージで再開するのが待ち遠しい。(内田亮)