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2007年5月、バンド名を「自由人」から今の名前に改名し、8月、プロデューサーに小林武史を迎えてメジャーデビューを果たした PhilHarmoUniQue。CDJ初参戦である。泣きのメロディに、親しみやすいキャッチーなギターサウンド。それらが織り成す心に直接沁みる楽曲群は、ライヴだとさらに映える。フィルハーモニー=音楽愛好という名にふさわしい珠玉のステージに、オーディエンスはうっとりと聴き入っていた。ヴォーカル五郎川の、「MCだと低いガラガラ声なのに、歌うと透明感たっぷり」というギャップも面白い。自由人時代の曲も飛び出し、「来年は飛躍の年になったらいいなと思っているので、応援よろしくお願いします」とステージは幕を閉じた。2008年も期待大です。(上田智子)