COUNTDOWN JAPAN初登場となる、22歳ひとりと21歳ひとりと20歳ふたりのロック・バンド、CNBLUE。ジョン・ヨンファ(Vo&G)の第一声、「カモン!」で、1曲目“Mr.KIA (Know It All)”がスタート。曲終わりでメンバーそれぞれのあいさつのMC(日本語)をはさみ、2曲目“Rain of Blessing”、そして3曲目 “Illusion”へ。ちなみに、ここまでで、歌詞は、英語・日本語と英語・英語と日本語。ジョン・ヨンファの「こんなにかっこいいアーティストのみなさんと、年末年始をすごせてうれしいです」という言葉のあと、「僕たちのロック・ナンバー、いきましょう!」というシャウトで始まった“Just Please”で、それまでのポップ方向からへヴィ・ロック方向へ、一気に舵を切る。さっきから、ジョン・ヨンファとイ・ジョンヒョン(Vo&G)のツイン・ヴォーカルでライヴが進んできたし、公式サイトのプロフィールなんかにもそう記されているけど、この曲はベースのイ・ジョンシンもラップする。というか、さっきからこの人も結構歌っていて、実質トリプル・ヴォーカル状態。その勢いのまま“one time”“I don't know why”と畳み掛け、次の“kimio”でまたちょっとポップ方向に振れ、フロアの温度が上がりきったところで、「ありがとうございます、みなさんのおかげで本当に楽しかったです。来年もロックな感じで盛り上がっていきましょう」というカン・ミンヒョク(Dr)のあいさつのあと、10月にリリースされたばかりの、そして前述のようなこのバンドのポップ要素とヘヴィ要素が1曲に融合したキラー・チューン“In My Head”でシメ、でした。何か、すごく、「自在な」ライヴだった。おもしろい、このバンド。(兵庫慎司)
CNBLUE のCOUNTDOWN JAPANクイックレポートアーカイブ