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サウンド・チェックの時点からびりびりとした緊迫感を放っていたté。開演SEに乗ってステージに現れたkono(G)がなぜか「男」とでっかく染め抜かれた腰巻をmasa(B)に巻いていたり、という微笑ましい一幕から一転、ハードコアとポスト・ロックの正面衝突のような爆音ナンバー“人間は自由なものとして生まれ、至る所で『鎖』に繋がれてゆく。”でパーク・ステージのオーディエンスに挑みかかっていく。ハード・エッジでストイックなインストゥルメンタル・ロックを鳴らす4人の佇まいと、「イエーイ! イエーイ! 男前! téです!」と気さくにパーク・ステージを煽っていくmasaのギャップも楽しい。激昂の高嶺から静謐の極北まで表現しつくすような“言葉を用いて奏でる者は才能に在らず、ただの記憶に『過』ぎぬ。”の音像に感応して激しく揺れるオーディエンス。それを見て「お前ら最高だー!」とさらにアガりまくるmasa。最後のスラッシュ・ハードコア・ナンバー“死闘、勇鋭、死憤、励鈍、倖用、待命、陥陳、勇力、必死、冒刃。”では9mmのメンバーがステージに乱入! ベース=和彦、ドラム=かみじょうの師弟合体編成で、怒濤の大団円へ! (高橋智樹)