本日のSOUND OF FOREST３発目の登場は、紅一点の凶暴さ＆色気を宿したヴォーカルひぃたんを擁する東京出身の4ピース、ジン!　肩慣らしのように始まって徐々にヒートアップするインストのセッションを経て、民俗調の衣裳で現れたひぃたんを迎えての1曲目は“フーガ”。ザクザクと刻まれるイントロのリフと、息を合わせたヘッドバンギング。そこからひぃたんのハスキーな歌声が爆発すると、トランシーな恍惚感を宿したジン流のロックンロールが疾走する。“雷音”“創の手”“Vuena Vista”とど真ん中の選曲でガンガンに盛り上げつつ、暑さに立ち向かうように暴れまわって声を張り上げていたひぃたんも、気づけば衣裳を脱ぎ捨てて裸足＆タンクトップに。ラスト曲“ワンスモア”後のセッションの余韻が、彼らのライヴの強烈さをいつまでも森の中に残していた。（松村耕太朗)