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DJブースの音が21:30に止まり、この場所から音楽がなくなったあとも、あちこちに、例年にないくらい、たくさんの参加者のみなさんが残っていました。考えてみたら、ROCKオブジェ、ジブリのキャラクターたち、ミラーボール(これは去年からですが)と、今年は記念撮影ポイントが、とても増えたフェスだったのでした。特にROCKオブジェは大人気でしたが、終演後のガラーンとした芝生の上、みんなちゃんと1列に並んで、順番を待って撮影していました。このフェスの参加者は本当にすごいなあ、というか、ありえないよなあこれ、と、最後までつくづく痛感させられました。

という事実も象徴していますが、そんな参加者のみなさんの力で、3日間、大きな事故やトラブルもなく、ROCK IN JAPAN FES.2010、全行程終了しました。本当にありがとうございました。総合プロデューサーの渋谷も、今朝の前説で口にしていましたが、本当に、みなさんあってのフェスだし、運営側やアーティストのものではなく、参加者でありオーディエンスであるみなさんのものであるフェスだと思います。このフェスをスタートしてから数年間、我々は、「フェスは参加者が作るものです」とか、「フェスの主役はみなさんです」というメッセージを打ち出していましたが、だんだん言わなくなりました。言う必要がなくなったからです。昔は理想であり目標であったそのスローガンは、今年、ただの事実であり、とりたてて意識するほどのことですらないものになっていました。そのことが、何よりもすごいと思いました。

次は、年末です。COUNTDOWN JAPAN10/11、幕張メッセでみなさんにお会いできることを、楽しみにしています!

ROCK IN JAPAN FES.2010 クイックレポート撮影スタッフ
GRASS STAGE:TEPPEI/LAKE STAGE:橋本塁(SOUND SHOOTER)/SOUND OF FOREST:久保憲司/PARK STAGE:古渓一道/WING TENT:柴田恵理/SEASIDE STAGE:スズキメグミ/DJ BOOTH:石井亜希/会場内:古川純基