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1日目朝イチのWING TENTに登場するのは、地元のひたちなか青年会議所のみなさんの主催で、毎年ここ国営ひたち海浜公園で行われているコンテスト「TEENS ROCK IN HITACHINAKA」の優勝バンド。今年の優勝者は、佐賀県唐津市在住の高校1年生の女の子5人組、Victory。「TEENS ROCK」、つまり10代限定のコンテストなので若いのは当然ですが、にしても、全員高1というのは、過去にも例がないのでは。「TEENS ROCK」の優勝者として、最初にこのフェスに出演したのは、今をときめく清 竜人ですが(今回も3日目のSOUND OF FORESTのトップに出演します)、彼は当時、確か、高2でした。なので、Victory、もしかしたら、過去のこのフェスのすべての出演者の中で最年少かもしれません。ただし、結成は小5の時だそうで、ロッキング・オン社フェス事業部次長・辻淳の「高1だからってなめてるとびっくりしますよ」という紹介で登場した5人は、本当にその言葉どおりの、堂々たるステージを見せてくれました。
おそろいの「Vitcory」バンドT姿、ヴォーカル水田文稀の「ロック・イン・ジャパン!」というシャウトを合図に、フロントの4人がいっせいにジャンプしてライヴがスタート、オリジナル2曲と“はじめてのチュウ”のカヴァーの3曲を一気にプレイ。「TEENS ROCK、ROCK IN JAPANの関係者のみなさん、お客様、チャンスとかいろいろありがとうございました!」という言葉でしめくくり、朝イチからいっぱい集まった参加者のみなさんの、拍手と歓声に包まれてステージを降りた5人でした。(兵庫慎司)