岡宮来夢、CUT8月号にソロ初登場!! 表現者として強く共鳴した念願のミュージカル『四月は君の嘘』。音楽で彩る役作りと、そのプロセスを探る


岡宮来夢さんが、CUT8月号に登場しています。

2022年に初演され、日本発のオリジナルミュージカルとしては異例の海外公演も行われるなど大成功を収めたミュージカル『四月は君の嘘』の再演が、8月23日からスタート。小関裕太さんと水田航生さんが出演した初演を観た際に、岡宮さん自身が深く感動し「絶対にやりたい!」と強く共鳴したという元天才ピアニスト・有馬公生を演じます。念願だと語る公生に、そして本作に、いかに挑むのか? その心の内と語っていただこうとお話を訊くと、作品への深い愛情が溢れ出るインタビューとなりました。インタビュー本文から一部抜粋してご紹介します。

初演を観終わったあと、「改めて明日からもう一回頑張ろう」って思えたんです。その頃って祖父母が続けて亡くなって大切な人の死を身近に感じた時期で、そういう中で、一歩前に踏み出そうと思わせてくれました。あと自分自身も、発声のことであったり、もっと上手くなりたいと逸る気持ちはあるけど身体がついてこなかったり、すごく悩んでいたことも重なって、その時に「こういうメッセージが届けられるように頑張ろう」「この作品(の舞台)に立てるようにまた努力しよう」っていう気持ちをもらった作品なんです

最近思うのは、7年目になってやっと自分を客観的にとらえられるようになってきたなということで。(中略)自分や周りを俯瞰して見られる座長になりたいと思って取り組み続けて、やっと少し身についてきました。一方で、遊び心を忘れてしまいそうになることもあって。これからもずっと続けていきたいと考えると、余裕を持った茶目っ気ある先輩になっていたいので、今は人柄的な部分を見直したいと思っています。ストイックにやるだけじゃなく日常生活を楽しんで、岡宮来夢としての心を大事にしていくことが長生きするために大切なんだろうなと考えているところです

撮り下ろしでは、幻想的な雰囲気で、どこか儚げな岡宮さんのお写真をたっぷりと掲載。リラックスしたムードで、柔らかくアンニュイな表情をたくさん見せてくれました。明るい微笑みオフショット(↑)とのギャップもお楽しみに!

実は今回、岡宮さんがソロでCUTにご登場いただくのは初めて!ということで、作品についてはもちろんですが、岡宮さん自身について──現在の役者としてのモードや芝居への向き合い方などもじっくりとお話を伺い、読み応えのあるインタビューとなっています。巻末の編集部通信にも取材でのお話を掲載しているので、ぜひ隅々まで堪能していただけると嬉しいです。CUT8月号は、7月18日(金)発売。ぜひ本誌を手にとってご確認ください!(阿部文香)


CUT8月号は現在以下にてご予約可能です。

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