発売中のCUT8月号に明日海りおさん×七海ひろきさんの対談インタビューと撮り下ろしポートレートを掲載しています!
言わずと知れた宝塚歌劇団時代の同期であるおふたりの初めての舞台共演が果たされるのが、この夏上演のミュージカル『コレット』。
20世紀初頭のフランスで自らの人生を切り拓いたコレットという女性作家の物語で、まさに、今日までそのキャリアを自らの手で切り拓いてきたおふたりの初共演にふさわしいパワフルな作品。ふたりはなんと恋人役で(尊)、「普段仲がいいからこそ、照れくささもある」と話しているのをなぜか編集部も一緒になって照れながら聞いていたわけですが、公私共に仲良しなふたりはその関係性をどんなふうに描いていくのか……稽古前のワクワクと、素のふたりのほんわかとした空気感が伝わってくる相思相愛対談となっています。
以下インタビューの一部を抜粋してお届け!
──ふたりで作品を作る上で楽しみにしていることはありますか?
私がこれまで観ていたカイちゃんの舞台は、すでに完成されて板に乗っているものだったので。プロセスを体験するのは初めてなんですよね。カイちゃんが演出家の人やスタッフさんたち、演者の人たちとどういうふうに役を作っていくのか近くで見て、勉強させていただきたいです(明日海)
いやいやいやいや、何を言ってるの。私こそですよ。みりおのお芝居が持つ、お客さんが絶対に目を奪われてしまう求心力ってすごいんですけど、それは演じてる自分はわからないじゃん?(七海)
──明日海さんがきょとんとしてらっしゃいますけど(笑)。……?(明日海)
(笑)自分が演じてる時にお客さんに向けて放っているものって、自分は一生見ることができないから(七海)
それはそうだね(明日海)
私が今まで客席で感じていたみりおが放つものを、今回は舞台の上で、後ろから、横から見られるわけじゃないですか。みりおが役として怒ってる、泣いてる、悔しがってる感覚というのを、同じ板の上で感じられるのはすごく楽しみです(七海)
ほかにも、コレットの物語からもらったパワーやメッセージ、互いの俳優としての魅力などたっぷりと語っていただきましたので、全文はぜひ本誌でお確かめください。
もちろん撮り下ろしポートレートも。「西洋絵画」をテーマに撮影した、あまりに麗しいポートレートを掲載しています。本ブログ冒頭のオフショットのように普段はふわふわなおふたりが、カメラを向いた瞬間キリッと表情が切り替わるカッコよさと言ったらもう……こちらもぜひお見逃しなく。(田畑早貴)
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