前作『伝説の夜を君と』で、暗い時代の中でも輝き続けるロックンロールの眩しさを証明したa flood of circle。そして、LINE CUBE SHIBUYAでの初ホールワンマンを経て、代々木公園野外音楽堂フリーライブで告知され…
昨年配信された『KTEP4』は、この作品を引っ提げたツアー中に会場限定盤としても販売された。あのCDにのみ収録されていたのが、“shall we dance?”だ。メンバー4人の共作は初、ファンを泣かせるフレーズや言葉が…
1stアルバムツアーを終えてドームへと向かっていく新章一発目の配信シングル。プロデューサー・SKY-HIのルーツにあるNasの“I Can”も彷彿とさせる、90〜00’sヒップホップなどの要素を現代的に鳴らした一曲。ライ…
昨年秋の“PRIDE”に続き、再びTVアニメ『弱虫ペダル LIMIT BREAK』とのタッグが実現。今回の新曲は、美麗なストリングスの音色を追い風にしながら、力強いエイトビートに乗って《この日まで駆け抜けたドラマの最…
そっと心のひだを撫でるような曲から、ぐっと胸ぐらを掴んでくる曲まで、SHISHAMOが「恋愛」というモチーフを通じて描いてきた人間の姿は多様だ。溢れる想い、愛情、妄想、すれ違い、エゴと欲望、慈しみ、怒り、強…
恋という現象が起こるのはいつも突然かつ不可抗力で、その瞬間に心はたちまち無防備になってしまう。理屈では語れない高揚が生まれ、些細なことで一喜一憂し、胸に常に渦巻くのは優しさと切なさ。今作に収録されて…
SNSだけではなく、テレビにまで登場し、あっという間に名前と音を広めつつある、平均年齢19歳の4人組・ケプラ。この半年ぶりのシングルで、さらなる躍進が期待できそうだ。歌はじまりのシンプルなバンドサウンドで…
オープニングの“THE KEBABSを抱きしめて”は跳ねるビートとジャングリーなギターリフが否応無く腰を揺さぶるギターロック。続いて、獰猛なギター&ベースリフで攻め立てる一方、曲後半でのスウィートな転調が実に…
デビュー25周年にあたる2022年に行った、アリーナツアーのファイナル(横浜アリーナ)と追加公演(さいたまスーパーアリーナ)、セットリストの異なる2本が映像作品として同時リリースされる。前者は特典映像とし…
“ヒモと愛”“ゴミ人間、俺”と、冒頭2曲のタイトルだけ並べても強烈すぎる。思わず「うわあ……」「痛たたた」と口からこぼれる恋愛模様。バズっている“本当はね、”は若干かわいい歌だけど、“美談”“好きじ…
結成当初からアコースティック編成のsumika[camp session]名義でのライブ活動も時折行ってきたsumika。その[camp session]名義での初音源作品。配信とアナログのみのリリースでアナログには各曲のインストゥル…
管楽器3部作(ゲストボーカルが管楽器も吹くという新たな試み)の、幾田りら・石原慎也(Saucy Dog)・長屋晴子(緑黄色社会)が参加した3曲と、石原曲のインストバージョン(日テレ『スッキリ』のテーマ曲)、そ…
音楽には、作者が自分自身のために生み出し奏でるものもあるけれど、いわゆるポップミュージックとして世に出てくるものの大半は人と人との間に置かれるべく生み出され、奏でられるものだ。indigo la Endの2023年…
「旅」をテーマに制作された、7曲入りミニアルバム。《フロントガラス越しにディープに咲いたシティライト》(“midnight creative drive”)、《白い息で生まれたキャンバスに/描き続けてく夜の街》(“FEB”)…
「第1章【アダプト】“適応”」と「第2章【アプライ】“応用”」で構成されるプロジェクトの幕開けとなったオンラインライブ「SAKANAQUARIUM アダプト ONLINE」が映像作品化。サカナクションは常に新しい表現を見…
2022年というデビュー10周年イヤーを、ライブハウス、ホール、アリーナを巡るロングツアーで駆け抜けたMY FIRST STORY。さらに、そのファイナル・横浜アリーナ公演で、7年ぶりの47都道府県ツアーと、12ヶ月連続リ…
シリアスでありながら痛快。それぞれの個性かつ得意技が融合した、最強とも言うべき楽曲の誕生だ。インターネット発ソロアーティスト代表格の2名によるデジタルシングル。作詞作曲をsyudouが務め、編曲はポップス…
2022年10月、マカロニえんぴつは初の全国流通盤であるミニアルバム『アルデンテ』(2015年)の最後に収録されていた楽曲“あこがれ”を再録し、リリースした。 《どんなに頑張ったって あなたにはなれないけど 仕…
実力を伴う知名度の高さからすれば、ようやくと言ってもいいほど満を持したタイミングのデビューフルアルバム。YOASOBIのikuraとして活躍する前からシンガーソングライターとして活動を続け、近年は豪華コラボワー…
このところの宮本浩次のソロ活動がとても充実しているからこそ、エレファントカシマシの新作もとても待ち遠しかった。4年9ヶ月ぶり(!)となる新作シングル『yes. I. do』。もう文句なしに胸に沁みるロックンロー…
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