昨年10周年イヤーが幕を開け、アニバーサリーツアー「Ten to Ten」、そして先日のハマスタでの10周年記念ライブ「Ten to Ten to 10」で集大成としてバンドの揺るぎない想いを表現したsumika。そして11年目を迎え最…
「人はどこまでいっても独り」ということから名づけられたPEOPLE 1だが、今作では「他者と繋がることへの希望成分」みたいなものが少し多めの2曲が完成していると思った。“GOLD”はTVアニメ『王様ランキング 勇気…
TVアニメ『僕の心のヤバイやつ』のオープニングテーマで、この青春初恋コメディに“斜陽”という楽曲を当ててきたことに驚きながらも、そこに、焦がれても手にすることのできない恋や生を描くというテーマの通底を…
TVアニメ『王様ランキング 勇気の宝箱』エンディングテーマ“あてもなく”を表題曲に掲げた、Aimer自身22作目となるCDシングル作品。耳が聞こえず話すことのできない王子・ボッジの心も歌と言葉で抱きしめるような…
『めざましテレビ』新テーマソングとして、Vaundyにより書き下ろされた新曲“いばら”。つまり『ウタの歌 ONE PIECE FILM RED』収録の“逆光”以来となるタッグだが、『オールナイトニッポン』パーソナリティを堂…
デビュー25周年を記念した8年ぶりのCDシングルで、表題曲は博多時代からつながりのある元NUMBER GIRL/bloodthirsty butchersの田渕ひさ子と元ロレッタセコハンの時津梨乃、そしてNYの現行ジャズ/ヒップホップシ…
昨年、再始動を発表したGalileo Galileiの、7年ぶりとなるフルアルバム。かつて、その身がヒリついていないか?と思うほどに音楽的な脱皮を繰り返していたバンドだから、年齢を重ねた再始動のタイミングでの変化は…
坂本真綾11枚目となるフルアルバムは、前作『今日だけの音楽』に続き、多彩なクリエイターを招いたコンセプトアルバム。「人々の記憶を管理する巨大な図書館で、廃棄された記憶を回収する少年」を主人公に、少年が…
LiSAの“紅蓮華”から始まり、Aimerの“残響散歌”など、作品世界とがっちりタッグを組むことで名曲を世に送り出してきた『鬼滅の刃』。毎回、アニメとともに主題歌にも高まる期待を背負い、「刀鍛冶の里編」ではM…
アルバム『But wait. Cats?』を引っ提げた全国ホールツアー・東名阪アリーナツアーの締め括りとなった、2022年12月8日のファイナル公演を収録した映像作品。ガイドライン改定を受け、オーディエンスの声出しが条件…
ライブとはアーティストの生き様が如実に表れる場所なのだとあらためて思い知る。2011年から2022年までのワンマンライブの模様、インタビューなどの特集企画、ソロデビュー10周年ツアー最終日の模様などを通して、…
昨秋から洋楽カバーのデジタルシングルを発表してきたシンガーソングライターのlukiが、カバーシリーズをミニアルバムとして纏め上げた。なおこの4月には本作と同タイトルのワンマンライブを開催しており、CDはラ…
この曲が初披露されたライブにいたのだが、ディストーションの渦に飲み込まれるようなアウトロに向けて1コーラスごとに表情を変える壮大なサウンドスケープに、クボタカイの新境地を見た。プロデュースは“ピアス…
マルシィの最新シングルは、失った恋、その追憶を慈しむように丁寧に歌い上げる彼らの真骨頂ともいえるロックバラードだ。愛していた、そしてどうやら今も愛しているかつての恋人のことを、《触れることはもう出来…
TVアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』EDテーマで、作詞作曲プロデュースを凛として時雨のTKが務める楽曲。まず、3分36秒という尺の中に一体何曲分だろうかというアイデアがちりばめられ、これでもかと多様に展…
前作『Actor』から約1年4ヶ月ぶりの新作アルバム。メンバー全員が作曲を手がけ、個性豊かな楽曲を生み出していくというのが緑黄色社会の面白さで、そのバンドの強みを実感させられたのが『Actor』であった。今作で…
常田大希のコメントによると、彼と椎名林檎は、2019年頃からリリースの予定もなく一緒に曲を作っていたそうで、今回『地獄楽』のアニメ化にあたって彼にOPテーマのオファーがあり、「これはピッタリの機会じゃない…
ロックが時代との親和性を増す中で、常にロックの衝撃と異物として己の爆音と咆哮を鳴らし続け、その一撃必殺の戦慄にとってむしろ、時代に強烈に求められる存在で居続けた凛として時雨。前作『#5』から約5年の時…
洗練されたムードを持ちながらも泥くさく、知的かつ人懐こい。音楽へのピュアな好奇心が溢れる演奏と、「自分自身との対話」を歌う情感豊かなボーカルが、我々の心に情熱の灯をともす。 バンド初のCD作品は、昨年…
今年1月のシングル“名前は片想い”は見事バイラルヒットとなり、4月には『蒼の音』『朱の音』という2編のベストセレクトプレイリストを公開したindigo la End。間を置かず届けられた新曲“瞳のアドリブ”は、表面…
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