最初はもともと好きな音楽を役の中で演じることが多かった菅田将暉だが、昨年のシングル『見たこともない景色』でのデビュー以降、音楽活動もどんどん充実。今作“さよならエレジー”は彼が敬愛している石崎ひゅー…
『サイハテアイニ / 洗脳』以来約9ヶ月ぶりとなるニューシングルは、日中共同製作映画『空海-KU-KAI-美しき王妃の謎』の主題歌“Mountain Top”&挿入歌“Shape Of Miracle”を両A面で収録。『君の名は。』で聴…
僕もあなたも代替不可能なひとりの人間。ならば、現在やこの先の未来に向かって、胸を張って堂々と前に突き進んでほしい。今回届いたニューシングルは、そんな明るくポジティブなエネルギーを全身全霊で放っている…
ベスト盤の役割とは、往々にしてこれまで残した珠玉の楽曲に改めて光を当てるという側面と、これまでのキャリアに一区切りを付けるという側面を併せ持っている。だからこそ、あえて赤い公園の「現在」と「未来」の…
結成10周年ということが納得できるくらい、Nothing's Carved In Stoneがロックシーンで確固たる地位を築いてから久しいが、ふと「彼らのフォロワー的なバンドはいるだろうか?」と考えてみると、パッと思い浮かば…
結成10周年をファンと共に祝い終えたSCANDALの8thアルバム。今作のひとつ目の特徴は、恋愛をテーマにした曲を多く収録していること。AMIAYAがディレクションしたアートワークも象徴的だが、全体的にメンバーの女性…
“WanteD! WanteD!”、“WHOO WHOO WHOO”とEDMに振り切ったアプローチが続いたが、今回の表題曲はなんとビッグバンドサウンド。色とりどりの旋律がボーカルと共に弾み、コーラスがさらなる躍動感をプラス。数回の…
5年ぶりのオリジナルアルバムではあるものの、その間に凛として時雨はシングルやミニアルバム、ベストアルバムなど、数多くの作品を重ねてきた。つまり、寡作な時期の「5年ぶり」とは、ちょっと意味合いが違う。ま…
前作『FREEDOMOSH』から11ヶ月ぶりに出る13thアルバム。過去最短のハイペースぶりを見ても、今届けたいこと、伝えたいことが溢れているのだろう。今作も意識が覚醒するスカパンクの圧倒的な高揚感を叩き付けると同…
これが2ndEPとなる新進の3人組バンド、羊文学。1曲目が“ハイウェイ”と題されているのだが、『オレンジチョコレートハウスまでの道のり』は高速でぶっ飛ばすぜというような疾走感をみせる内容ではない。走っては…
大げさな絵空事や借り物のスペクタクルに頼ることなく、目の前にある風景のひとつひとつを丹念に織り重ねてエモーショナルなロック青春冒険物語として描き上げてみせる、札幌発4ピース=The Floor。コンパクトなが…
前作2ndEP『LAST SUPPER EP』から約8ヶ月、LILI LIMITは大胆に自分たちのサウンドを変革し、新しい一歩を踏み出した。今回のタイトル『LIB EP』のLIBは、Liberation=解放や、Liberal=自由で、進歩的な意味を込め…
『超克』から5年ぶりのフルアルバム。映画『ブラフマン』の公開や、幕張メッセのイベント『尽未来際』があった結成20周年を始めとして、鮮やかに「BRAHMAN」が更新されていった5年だった。その軌跡が今作には刻ま…
結成10年目を迎え、さらなる躍進が期待されるSAKANAMONの、レーベル移籍後初となるフルアルバム『・・・』。進む先は不確定な未来だけれど、どうにかして前進していけばきっと見えるものがあるはずだ――タイトル…
3月発売のメジャー3rdアルバムに先駆け配信リリースされた雨のパレードの新曲は、東京03×山下健二郎(三代目J Soul Brothers)×山本舞香によるシチュエーションコメディ『漫画みたいにいかない。』(日本テレビ…
毎年恒例のイベントツアー「PUNISHER’S NIGHT」の10周年を記念して、その2018年版のゲストであるdustboxのSUGAとNorthern 19の笠原健太郎が参加して作られたニューシングル(カップリングは昨年10月29日新木場ス…
メジャーデビュー以降『ドリーミージャーニー』、『BABY!』のシングル2作でも鮮烈な存在感を放ってきたthe peggiesだが、6曲すべて新曲で構成されたこのメジャー初ミニアルバムは、彼女たち3人の劇的な日々の進化…
映像あって当たり前のご時世にあえてライブの音源だけを出す理由は何か。それは音源だけでどれだけ想像力を喚起できるかに、絶大な自信があるからだろう。肝心なのは何をやってるかではなくて、どんな音を出してる…
ソロデビュー15周年イヤーをライブ映像作品『YUKI concert tour “Blink Blink” 2017.07.09 大阪城ホール』と共に締めくくるシングルコレクション。2012年の“プレイボール”から昨年11月の“フラッグを立てろ”…
今度の新曲は、松坂桃李主演の映画『不能犯』の主題歌でもある。人の心を操って殺す男を題材にしたこのサスペンス映画のキャッチコピーは、「愚かだね、人間は――」。新曲が“愚か者たち”と題されているのもコピ…
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