ライブ活動は随分前に再開していたし、昨年の“Light Your Fire”以降は配信シングルもリリースしていたので、かなり首を長くして待たされた感のある、そのぶん聴き応えも膨らむ5年ぶりのアルバム。“Changes!!!”…
表題曲“虹”は、石崎ひゅーいが作詞・作曲を手がけ、約1年もの試行錯誤を経て完成したウエディングソングであり、映画『STAND BY ME ドラえもん 2』の主題歌でもある。ピアノやストリングスのサウンドをフィーチ…
アッパーな4つ打ちのビートとギャンギャン鳴るギターのリフ。キラリンと鳴るシンセが、ベスト盤を経てアップデートされた王道を邁進するKANA-BOONの姿を後押しする。“シルエット”しかり“まっさら”しかり、幸福…
コロナ禍という未曾有の状況のなか、予定していたシングルではなく、逆境を乗り越えるメッセージをふんだんに込めた3.5thアルバム『LETTERS』をリリースしたBiSH。そこにはまっすぐな意志の強さと熱いエモーション…
鳴り響く場所すべてを希望への行進の道に塗り替えるような“Graffiti”をはじめ、“叫ぶ星”“さよならだけがおしえてくれた”といった既発曲群の時点で十分あった劇的進化の予兆を、前作『Future Soundtrack』か…
フルアルバムとしては1年10ヶ月ぶりとなる『何者』がついにリリースされる。ポルカドットスティングレイは常に楽曲ごとに多彩な音楽の方向性を取り入れながら、質の高いポップミュージックに仕上げていくが、前作…
10月に行われた自身初の日本武道館公演で初披露された新曲、“へでもねーよ”と“青春病”が、それぞれデジタル作品としてリリースされた。《青春はどどめ色/青春にサヨナラを》と歌う “青春病”は、美しいメロ…
『boys』から約1年半ぶり、CDだけでリリースされる『life』と配信だけでリリースされる『love』、それぞれ3曲ずつ。コロナ禍でのリアルタイムの感情を綴りつつ《ないものを探すよりそばにあるものを大切にしたい》…
『PUNCH』のツアーは終盤12公演が中止になってしまったが、久々にライブ盤が出て、間髪入れずシングル『暴動チャイル(BO CHILE)』が出て、デビューから14年強で14作目のアルバム。ジャンプブルースやモータウン…
数々の音楽界のヒーローをボーカルとして招いてきた東京スカパラダイスオーケストラ。今回は[Alexandros]の川上洋平だ。両者というと、フェスでの共演もあり、その華のあるマッチングは実証済みだが、コラボ曲“AL…
東京事変が11月6日に配信リリースした、映画『さくら』の主題歌“青のID”と、11月13日に配信リリースした、ドラマ『38歳バツイチ独身女がマッチングアプリをやってみた結果日記』の主題歌“命の帳”の2曲。ホー…
純度100%のロックアルバム どんなアーティストでも1stアルバムは往々にして衝動に満ちた作品になるものだが、渋谷すばるの『二歳』を初めて聴いた時は、その衒いのなさ、生々しさに衝撃を受けた。生きることと歌…
イントロで聴こえてくるシンセサイザーと切り刻まれたハイハットに「これは!」と思ってクレジットを見たら、アレンジのところに「Masayuki Nakano (BOOM BOOM SATELLITES)」の文字。やはりな、とニヤニヤしてしま…
“The Age”というタイトルも含めて、ストレートなGotchのニューシングル。ストレートではあるけれど、シンプルではない。それも今っぽい。声の音色ひとつとっても、BASIのラップ、Gotch、アチコ(Ropes)、Keishi…
《誰の目にも触れないドキュメンタリーフィルムを/今日も独り回し続ける/そこにある光のまま/きっと隠しきれない僕の心を映すだろう》(“Documentary film”) 通算20作目のオリジナルアルバムに、Mr.Childre…
2020年4作目となるデジタルシングル。フルアルバム『夜行秘密』のリリースを今年頭からアナウンスしているとおり、今作も夜を舞台にし、季節を反映させた恋の曲に仕上がっている。 《月》や《魔法》、《影》とい…
コンビニスイーツをめぐる恋愛ドラマ『この恋あたためますか』は、中年男性さえも深夜のコンビニに走らせる面白さなわけだが、先行配信されていた主題歌“silent”がフィジカルリリースされる。声なき心の慟哭が聖…
本作リリース後の12月6日には、幕張メッセでのツアーファイナル&生ライブ配信を控えたKing Gnu。ダブルタイトルのシングルのうち、先行配信も行われた“三文小説”は、重厚なストーリーをもつTVドラマ『35歳の…
2014年の「閃光ライオット」で一躍注目を集めたCharlesが、解散→再結成を経てバンド名をYENMA(エンマ)と改めリリースする初の全国流通盤。眩しいハイトーンボイスで激しく音階を躍動する、池田光(Vo・G)の圧…
前作『ユラレル』で多彩な音楽性と生きることへの渇望を見せ、緊急事態宣言発令中にはSNSを通じてファンとともに楽曲制作を行う「みゆなの部屋」を企画するなど、様々なチャレンジを行い続けてきた彼女の3rdミニア…
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