とにかく徹底して、そのステージセットとダンサー達とコレオで進んでいくステージで、カメラワークもアングルもピッタリと決まっていてミュージックビデオを見ているかのよう。前半だけかなと思っていたら最後までそのコンセプトで完全にプロデュースされていた。
それに完璧に応えるカミロの演技力と体力、そして何よりも歌唱力は見事なまでだった。
最近はみんな大画面LEDの映像がメインのいかにも時代の先端!なライブ演出がほとんどで、それに慣れていたから、ちょっと驚いてしまった。
J BALVINもそうだったけど、ラテン系のアーティスト達は、少し時代を巻き戻すような懐かしい感覚と曲のエモーションをうまく組み合わせて、大衆音楽、大衆エンタテインメントとしてとてもタフなものを生み出していると思う。