レディオヘッドが7年ぶりのツアーを開始。初日のセットリストが明らかに。映像なども集めました。

レディオヘッドが7年ぶりのツアーを開始。初日のセットリストが明らかに。映像なども集めました。

レディオヘッドが、7年ぶりのツアーを、10月4日、マドリッドのMovistar Arenaで開始した。

セットリストは以下の通り。

レディオヘッドが7年ぶりのツアーを開始。初日のセットリストが明らかに。映像なども集めました。

https://www.setlist.fm/setlist/radiohead/2025/movistar-arena-madrid-spain-340c9df.html

内訳は、
『Hail to the Thief』6曲
『OK Computer』6曲
『In Rainbows』4曲
『Kid A』4曲
『A Moon Shaped Pool』2曲
『Amnesiac』1曲
『The Bends』1曲
『The King of Limbs』1曲

『HTTT』が多いのは、10月31日にライブアルバム『Hail to the Thief (Live Recordings 2003-2009)』が発売されたことと関係しているのかもしれない。
https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=15287

また、ライブは“Let Down"から始まっている。これは最近TikTokで同曲が新世代に再発見され、発売から28年を経て今年8月に米チャートへランクインしたからかもしれない。
レディオヘッドのトム・ヨークが、バンド7年の活動休止の理由を「車輪が外れていた。止まらざるを得なかった」と語る。元妻の死を経て、喪に服す時間が必要だったことなど。
レディオヘッド、2018年8月1日にフィラデルフィアでツアーを終了し、活動休止して以来、7年ぶりのツアー再開がとうとう来週に迫っている。 そのツアーを前に、バンドが長い活動休止の理由を英The Times紙に語っているのだけど。この記事が素晴らしい。それぞれが率直に今の心境を…

ーー追記(11月7日)ーーー
レディオヘッドは、11月5日にマドリッドの同じ会場でツアー2日目のライブを行ったが、セットリストがすでに大幅に変わっていた。
https://www.setlist.fm/setlist/radiohead/2025/movistar-arena-madrid-spain-b40c9de.html
レディオヘッドが7年ぶりのツアーを開始。初日のセットリストが明らかに。映像なども集めました。

曲順も大幅に変わっているし、
この日初めて演奏された曲は以下の通り。

The Bends
Jigsaw
All I Need
Nude
Reckoner
Airbag
Separator
Pyramid Song
(Nice Dream)
Exit Music
Street Sprit
Planet Telex
Present Tense
Daily Mail

初日の25曲中14曲変わったことになる。
2日間で合計39曲演奏。

内訳も変わった。
『In Rainbows』6曲
『OK Computer』4曲
『The Bends』4曲
『Hail to the Thief』3曲
『A Moon Shaped Pool』2曲
『Amnesiac』2曲
『Kid A』2曲
『The King of Limbs』1曲
『The King of Limbs: Lives From the Basement』1曲

バンドは、リハーサルでは65曲演奏した、と語っていたので、演奏していない曲があと26曲はある。
今後も大幅に変わる可能性がある。
レディオヘッドのセットリストが大きく変わるのはこれまでもあったので特に珍しいことでもないけど。
こうなるとファンとしては数日行きたくなるので困る。

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すでに映像は多数ポストされている。

まずステージは360度型。写真を見る限り、格闘技の試合でも始まる前の檻のようでもあり、相当の威圧感がある。

各メディアがポストした映像をいくつかまとめてみた。

さらに、現地に行ったカメラマンがライブ写真を公開。このセット自体は革新的とは言えないけど、ただただ美しい。

『Times』紙などは早くも満点のレビューを掲載し、レディオヘッドが「今まさに頂点にいる」と絶賛している。

現時点でツアーは12月12日まで発表済み。来年はぜひ日本にも来て欲しい。

ヨーロッパツアーのグッズは、すでにオンラインで購入可能。
https://store-us.wasteheadquarters.com/collections/2025-tour-range

ちなみに、ジョニー・グリーンウッドが音楽を手がけた映画『ワン・バトル・アフター・アナザー』は現在日本で公開中。お見逃しなく。

ポール・トーマス・アンダーソン新作が熱狂的に絶賛。すでにオスカー候補筆頭。ディカプリオ主演、ジョニー・グリーンウッドがサントラ。日本も今日から公開。必見。
ポール・トーマス・アンダーソンの新作『ワン・バトル・アフター・アナザー』がアメリカで先に公開されたが、すでに絶賛の嵐で、オスカー候補作となるのは間違いない。個人的にも、ディカプリオはじめ、全キャストが光っているので、全員が俳優賞にノミネートされる可能性すらあると思うくらいだ。 …
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