発売中のCUT8月号、表紙巻頭特集は『学園アイドルマスター』!
BegraziaとRe;IRISのWカバー+ポスターに加え、中面では、BegraziaとRe;IRIS、それぞれのアイドルたちのコメント、Begraziaキャストの陽高真白×春咲暖×松田彩音の座談会、楽曲コンポーザーインタビュー、さらに初星学園のアイドル12人分のソロ楽曲をCUT視点でじっくり解説した楽曲コラムを掲載。アイドル&キャスト&コンポーザーが集結した、音楽特化22Pの大特集となっています!
Begraziaキャストの陽高真白さん×春咲暖さん×松田彩音さんのインタビューに続いてお届けするのは、『学園アイドルマスター』コンポーザー陣のインタビュー。今回CUTには、『学マス』の音楽プロデューサーを務める佐藤貴文さん、十王星南の楽曲“小さな野望”を手がけた椎名豪さん、秦谷美鈴の楽曲“ツキノカメ”を制作したミフメイさんが登場してくれました。気になる鼎談の様子を、一部抜粋してご紹介します!
『学マス』の楽曲全体のテーマとして掲げているのは「アイドルへの挑戦状」です。これまでの『アイドルマスター』シリーズやアイドルの文脈をある意味で無視して、新しいことに挑戦する。具体的には、楽曲と歌の2軸で考えています。楽曲に関しては、従来のアイドルの枠組みにとらわれることなく、今の音楽のトレンドを踏まえて新しいサウンドを切り拓いていく。そのうえで『アイマス』がこれまで大事にしてきた歌によるキャラクター表現や感情表現を組み合わせたら、すごいものが生まれるのではないか。そういった思いのもと全体を設計しています(佐藤)
(星南のソロ曲“小さな野望”のオファーが来た時は)珍しくアップテンポの曲で依頼をいただいたので驚きました。自分は過去の『アイマス』楽曲でもバラードを作ることが多くて、そういうものを求められている節があったので、最初は「あれ? 俺で大丈夫かな?」と思って(笑)。(中略)それこそ最初は、以前に『デレマス(アイドルマスター シンデレラガールズ)』で速いテンポ感の曲を作ったことがあったので、それを足がかりにしようと思ったのですが、それはちょっと違うなと。なので、一度バラードを作って、それをアップテンポにする手法を取りました(椎名)
バンダイナムコスタジオ出身の音楽家として、『アイドルマスター』シリーズに深く関わってきた3人だからこそのお話が満載のインタビューになりました! その全文はぜひ誌面でご覧いただきたいです。(美鈴のソロ曲“ツキノカメ”のオファー時に)いただいた資料を要約すると「自我が強いけどマイペースな曲。ただし自我の強さは直接的に入れるのではなく、全体で滲ませるくらい」という難しいオーダーでした。考えた結果、この楽曲で美鈴に「自分はこのままでいい」と受容してもらうことが、このキャラクターのアイデンティティになるのかなと。なので《さよなら/このまま》という歌詞から始めて、それで結ぼうと最初に決めました。そこから逆算して、言葉数を詰め込みすぎず8分音符で歩くようなテンポにしたり、自分に求められているであろうクラブ的なエッジの効いた音を入れたりして、作り上げていきました(ミフメイ)
さらに特集には、Begraziaのユニット曲“Star-mine”を手掛けたじんさん、“Howling over the World”を手掛けた烏屋茶房さん、葛城リーリヤのソロ曲“白線”を手掛けたナユタン星人さんへのメールインタビューも!
それぞれが音楽でどう『学マス』に向き合ってきたのかが伝わってくるテキストになっていますので、こちらもお見逃しなく!(山下茜)
CUT8月号は現在以下にてご購入可能です。