こんな椿屋を待っていた!
と、思わずこぶしを握り締めるほど素晴らしかった。
東京では約半年ぶり、3人になってからの初ライヴ。
ツアー熱視線8のファイナル@渋谷AX。
満員となったフロアは当然ながら熱かったが、それを上回るテンションの高いパフォーマンスに目をみはるものがあった。
余分なものが一切なくストイックに音に向き合っている感じがむちゃくちゃ攻撃的で、男っぽいのだ。
中田の中学時代の幼馴染みで、エクストリーム、Mr.ビッグのカヴァーから始まって現在はジャズ・ギタリストだというサポート・ギターとも相性もばっちり。
過去の曲が、新鮮に聴こえた。“小春日和”とかえらいカッコよかった。
ジャズと歌謡曲が手をつないだ“いばらのみち”がまた、ライヴで聴くとすごくよくてびっくり。 中田の歌のうまさが引き立つ歌だなあ、と思う。
8月4日に発売されるアルバム告知に続いて、次のライヴも発表された。
10月16日、日々谷野外音楽堂
12月26日、中野サンプラザ
5年ぶりとなる野音がよほど嬉しかったのか、中田はキーボードに「ジャズっぽい感じで」と即興を頼み、
♪松本楼でカレーが食べたいとか思ったりして〜、 でもお金がないから缶コーラ飲んで〜 とかなんとか野音への道のりを歌にしてみんなに聞かせていた。
新しい椿屋カッコいいでしょ? と、バンドも自信満々な感じだった。
詳しくは、最速レポートを読んで下さい。
(井上)