多くの人が峯田のブログで今回のツアー「スメルズ・ライク・ア・ヴァージン」が大きな葛藤を経てスタートしたツアーであることを知っている。
僕は、今日のファイナルしか見ていないけれど、汗と血と涎と鼻水を撒き散らして演奏する銀杏でなければ、言葉を選ばずに客に語りかける銀杏でなければ、激しくリスキーな表現とパフォーマンスをする銀杏でなければ、東北の被災地の人々に伝えられないことがあることをはっきりと感じられた。
まっすぐ今の銀杏BOYZの全てをありのまま表現した素晴らしいライヴだった。
銀杏BOYZというバンドの「常軌を逸しているがゆえの普遍性」を再確認した。
7月30日発売のJAPANに自分が何を見たのかできる限り克明に書きたい。(古河)