デジタル時代をふまえた上でのリマスタリングはさすがだが、なにより興奮するのはそれぞれのデラックス盤にそえられた“コンパニオン・オーディオ”。
ライヴ、別ミックス、バック・トラック、未発表曲など、タイプは様々だが、膨大のアーカイヴの中からジミー・ペイジが厳選したそれらの音源は、言うまでもなく、オリジナル盤に対する理解を深めるものばかり。
とにかく聴き応えが凄まじい。
往年のファンはもちろんチェックするべきだが、ツェッペリンの魅力に初めて触れる方にとっても、一気にそのすごさがわかるという意味では、スタート地点として決して間違ってないと思います。
伊藤政則、大鷹俊一、高見展がそれぞれのアルバムに対するロング原稿、および“コンパニオン・オーディオ”のトラック・バイ・トラック解説はかなり読み応えがあるかと思います!
もちろん渋谷陽一によるジミー・ペイジの最新ロング・インタヴューも!(内田亮)