ライブハウスで観れるのが嬉しい。
シングル曲は全部やってくれて、ニューアルバムからも何曲か。
その新曲のときにはお客さんは真剣に見入っていて、フランツの音楽に絶大な信頼を寄せているのが伝わってくる。
楽しいダンス・ロック・バンドと、ハイレベルなアート・ポップ・バンドとのバランスが見事に取れていることの証だと思う。
以前は、痙攣するような性急なグルーヴでで演奏していたお馴染みのレパートリーも、今回は少し重心を低めにした落ち着いたグルーヴに変えて演奏したりして、モードの変化がが感じられた。
アレックスももう45歳だから、かもしれない。
ステージ上でのキレは少しも変わらなかったけど。
上品に尖った楽器のトーンのセンス、ストレンジでポップなアレンジのセンスは相変わらず心憎いばかり。
そして何よりも、ニューアルバムの曲がハンサムでかっこいい。
いち早く全曲聞いたのだが、本当にいいアルバムだ。
ロッキング・オンでもプッシュするので記事をチェックしてほしい。