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今回の会場レポートは飲食レポート! 夏のロック・イン・ジャパンでも大好評だった美食パラダイス「みなと屋」をフィーチャーします。そう、ひたちなかの皆さんが幕張までわざわざやってきてくれたのです! そのすべてをお届けします。

ひと口に「みなと屋」と言っても、実は海産物、肉、地酒の3つのブースに別れています。肉ブースでは、夏に引き続きヴォリューム満点のダイナミックなハム焼きがジュウジュウと美味しそうな姿を! ひと口食べれば肉汁が溢れだし、でも肉自体の味がしっかりしているので脂のドラッギーな快楽だけでなく豚肉本来の地に足のついた美味しさが堪能できます。

お隣の地酒コーナーには居酒屋並のカウンターが登場、茨城の地酒や焼酎がずらっと並び、幕張メッセとは思えない大人の磁場が発生。おすすめは絞りたて生大吟醸の「楽」。すでに味わったお客さんによると、「日本酒とは思えない、まるでワインのようにフルーティでフレッシュな味わい」とのこと。………呑みたい。どうして私は仕事中なんだろう?

でもでも、3つのうちでなんといってもサイケデリックなのは、やっぱり海産物ブース。身はふっくら脂はとろける魅惑のほっけに、豪快に投入された伊勢海老や蟹のだしがたまらない「あんこうのどぶ汁」、足がぎゅうぎゅうつまったイカが生姜の風味で踊る「いかの鉄砲焼き」、そしてそして、実は茨城が発生の地・「うな丼」! これが美味すぎ!! 「なんでこんなに!?」というほどトロットロにとろける鰻の罪な美味さ。それを下から支える「いばラッキー」というコピーがキッチュなこしひかりの、嫌味のない爽やかな甘みも素晴らしい。硬めに炊き上げてあるため、たれとのからまり具合も絶妙、トロットロの鰻との食感のハーモニーも最高! ひと口食べた瞬間にトベます。しかもこれで500円! 絶対に食べましょう。そのほかにも店員さんオススメのカニ丸ごと一匹1500円! ちょっと高めですが、1500円とは思えないボリュームらしいです。ちなみに500円のお手軽サイズもあります。あじの開きやさばのみりん焼きもめちゃくちゃ美味しそう。満腹になる自分が悔しいです。

食はフェスを、そして人生を楽しむ超重要事項! ぜひぜひご堪能ください。(有泉智子)