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MOON STAGE2番目のステージは、磯部正文=いっそん率いるマーズ・リトミックが登場! 「マーズ・リトミックはじめます」というおなじみの一言の後、“Blind Problem”でライヴスタート。畳み掛けるリフと疾走感あふれるメロディで早くも会場は大熱狂だ。己の感情を全て搾り出すようにロックを鳴らすバンドと、その音のひとかけらも逃すまいと、手を叩き、腕を振り上げて応える観客。夏のROCK IN JAPAN FES.のアクトでもわかっていたことだが、このバンド、やっぱりライヴになるととんでもない。中盤の“ポン・デ・アスカール”で早くも絶頂に達し、次曲“カカオ82%”では切なさに心を揺さぶられ……と、オーディエンスも大忙し。そんなロックのエール交換は、ラスト“俄雨コンバート”まで続いた。2008年のさらなる進化を期待させてくれるパフォーマンスだった。(上田智子)