1999年に結成され、去年から今年にかけて3枚のミニアルバムを発表して快進撃中の3人組、The HANGOVERS。「二日酔い」という意味のバンド名に反して、彼らの持ち味は骨太でロックな演奏の中にキラリと光るようなポップさだ。ガツンと始まってガツンと終わる、たった2分間の1曲目“悲しみのアンジェリーナ”から、演奏も歌もコーラスも、3人のテンションは一気にトップギア。とにかくどの曲もメロディが合唱したくなるような極上のポップさで、気づけば楽しげに体を揺らすメンバーに合わせて、フロアの観客もぴょんぴょんと跳ねまくっている。Vo & GのトミーのMCは言葉少なにバンド名と「ありがとう」の連呼だったけど、一度観たらこの楽しさは忘れられないだろう。ラストのR&Rナンバー、 “T.T.M.T”もカッコよかった!(松村耕太朗)
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