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2年連続でCOUNTDOWN JAPANにやって来てくれたホフ ディラン。前回もこの二人が揃うことでのマジックを見せてくれた彼らだが、今年も最高! ミラーボール男が出てきて、ハンドクラップを求めるところからして、まさにホフならでは。頑固一徹と言わんばかりの一途さで、甘酸っぱいピュアさとハッピネスを求めてきた彼らだからこそ作り出すことのできるエヴァーグリーンなポピュラー・ミュージック。「コーネリアス待ちの人たちも、あなたは今ホフ ディランを楽しんでいます!」というお茶目な強引さも、今年の世間の不祥事に突っ込んでみせる変わらない毒舌も、両方が同居できるのはやっぱこの二人だから。一方、名曲“欲望”“恋はいつも幻のように”では、切ない心模様を見事に描いてみせる。「まったく似合わない僕と君たちで、コール&レスポンスをやります」と言って、実際にやり始めたら「おお、これはフェスだ!」なんて驚いてみせるワタナベイビーと小宮山雄飛の二人。最後は“今夜はブギーバック”をインサートした“TOKYO CURRY LIFE ~邦題・東京カレー物語~”。くぅ~、楽しかったあ。(古川琢也)