いよいよ最終日を迎えた「COUNTDOWN JAPAN 13/14」。MOON STAGEのトップを飾ってくれるのは、3年ぶりの登場となるホフディラン! 同時間帯にEARTH STAGEに立つエレファントカシマシへ敬意を捧ぐように“悲しみの果て”が鳴り響くなか、小宮山雄飛とワタナベイビーがとびきりの笑顔で登場。「よく来た! 最初が肝心だー!」とベイビーが叫んで、開始早々“遠距離恋愛は続く”を一斉にシンガロング。曲中でも「久しぶりに呼ばれました。来年から毎年呼ばれるように、過剰な盛り上がりと笑顔をよろしく!」(ベイビー)と呼びかけて、続く“スマイル”ではハートウォーミングな演奏とメロディでみんなをほっこり……させたところで、お次は「来年我々はどんどんやってくってことで、新曲やらせてください!」(雄飛)と意気込んでニュー・ソング“歳とることさえ”を披露! ゲストにクラリネット・プレイヤーを迎え、心地よくスウィングするリズムがフロアを揺らしたのち、「もう一曲、新曲やらせてください!」(雄飛)と更に新曲“夜をこえて”へ――。「すごいやる気!」とベイビーが自賛していたとおり、今年「ホ二人旅2013」で全国を巡ったホフの充実がまざまざと伝わる、野心的かつ豪華なセットである。
終盤は「17年も昔の曲をやります。こっからはみなさんをお客さんだとは思いません。俺のバンドのメンバーだと思います!」(ベイビー)とテンションを高めて“マフラーをよろしく”が鳴らされると、すぐさまゴキゲンな手拍子に沸くフロア。「みなさん最高のオーディエンスだ!」(ベイビー)と称えて、アップリフティングな“極楽はどこだ”で盛り上がりは最高潮! 「よいお年を!」と手を振って、一層ハッピーな笑顔でふたりはステージを後にした。(奥村明裕)
この4日間の模様を凝縮した別冊付録を、「ROCKIN'ON JAPAN3月号(1/30発売)」に封入! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。