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初日中盤戦を迎えたCOSMO STAGEに鳴り響く、漆黒のロックンロール! CDJ初出演となる気鋭の3ピースバンド・Large House Satisfactionは、冒頭の“Bang Bang Bang”から何しろ血の気の多い、ダイナミズムに満ちたアンサンブルとシャウトで瞬く間に沸点へ。間髪置かず“Phantom”へと繋ぎ、フロアに熱烈なコブシを突き上げてみせる(圧巻のスタートダッシュ!)。そんな調子の3人ゆえMCも血気盛んで、「Large House Satisfactionだ、この野郎オラァ!!」と開口一番にベース・小林賢司。「みなさん楽しむつもりでやってきたと思うんですけど……楽しませますよ!」と不敵に語りかけ、「ガツンとやって帰りたいと思います。ヤれますか? ……全然耳に届いて来ない、ヤれますかっ!?」とアジりにアジって、続く“暗室”では賢司の実弟であるヴォーカル&ギター・小林要司が再び反骨心剥き出しでシャウト。アップリフトなビートが鮮烈な“Monkey”ではフロアを盛大に波打たせ、場内はキャパ200のライヴハウスさながらの熱気で充満することに――。リミッターぶっ壊れた高電圧サウンドに、とにかく身体を揺らさずにはいられない。

「いい感じになってきたな! 最高だね、最高。これからチョーいい曲やりますけど」(賢司)と後半もさらに大胆不敵に畳み掛け、「ありがとうございました。またライヴハウスで会おう!」と最後にはバンドきっての重量級ダンスナンバー“Traffic”投下で沸き立つような熱狂出現! 賢司がマイクスタンドを高々と掲げれば「オーオ、オーオオ!」と盛大なコール・アンド・レスポンスが巻き起こり、ライヴはレッドゾーンのど真ん中でフィナーレを迎えた。今年7月発表の傑作アルバム『in the dark room』とツアーを経てよりタフになったバンドの“今”を見せつける、文句なしの快演!(奥村明裕)




この4日間の模様を凝縮した別冊付録を、「ROCKIN'ON JAPAN3月号(1/30発売)」に封入! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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