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2013年はメンバーの脱退&新加入、そして結成15年目にして遅すぎるメジャー・デビュー(笑)と、激動ながら実り多き一年を突っ走ったCOMEBACK MY DAUGHTERS。サポート・キーボードのシモリョー(the chef cooks me)を交えた5人が、移籍した日本コロムビアの法被に身を包んでMOON STAGEに登場! 「COMEBACK MY DAUGHTERS、はじめます!」(高本)との宣言から“No One Knows”で幕を開けると、集まったお客さんは手拍子で演奏の輪に加わる。「たくさん集まってくれてありがとう。今日いちばんのハイライトを作るつもりでやるから、最後までよろしくね!」と高本が呼びかけ、弾むような“Slow Down”のリズムにあわせて誰もがダンス! 「まだまだ行けるはずですよ! やってやりますか!?」(CHUN2)と、曲の終盤ではさらに音圧とエモーションを高めて加速。続く“Why”でも「Hey!」とメンバー一丸のコーラスを響かせて、切なくも心躍るような胸熱なクライマックスへと観る者を導いていった。

本人たちも興奮気味で、「やってるうちにめちゃめちゃ熱くなっちゃって。僕の髪の乱れ方、後ろの人伝わってますか?(笑)」と高本。「今日は気持ちで行こうと思います。届いてくれたらうれしいです」と続け、「今ってインディもメジャーも関係ないと思ってて。やりたいことを素直にやれるのが一番美しいんじゃないかと思って、COMEBACK MY DAUGHTERSやってます」と戸川もMC。その言葉通り、いくつになってもティーンのような純粋な音楽愛でバンドを続ける彼らは、それだけで本当に魅力的だ。後半は最新作『Mira』収録の珠玉のポップナンバー“Please, Please, Please”で再びハンドクラップを誘い、「ハイライト作んないとダメだからね、残り2曲いきます!」(高本)とカムバックきってのアンセム“Bored Rigid”をみんなで大合唱! 最終曲“See you later alligator”ではフロア一面にタオルが振り回され、場内の隅々にハッピーなヴァイブスを届けて5人はステージを後にした。年明けに控えるthe chef cooks meとのツアーも楽しみだ!(奥村明裕)





この4日間の模様を凝縮した別冊付録を、「ROCKIN'ON JAPAN3月号(1/30発売)」に封入! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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