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昨年は3日目のGALAXY STAGEのトリを務め、絢爛豪華なステージを繰り広げたモーモールルギャバンが年明け間もないGALAXY STAGEに登場! 赤をドレスを纏ったユコ・カティ(Key&Vo)がひと足先に登場し、ディストーションの効いた極太のキーボードを響かせるなか、T-マルガリータ(B)、ゲイリー・ビッチェ(Dr・Vo)も続いてステージに姿を見せる。「あけましておめでとー!!」と早くもゲイリーがテンションMAXで呼び掛けながら“MAD MADONNA”のプログレッシヴな音像が猛然とフロアを揺らす。「モーモールルギャバン、ジャンルはJ-POPです、ヨロシク!」(ゲイリー)と叫んで、続く“ユキちゃん”で当然の如く場内は沸騰。さらに「ハイ! ハイ! ハイ!」と“POP!烏龍ハイ”がGALAXY一丸のシャウトを巻き起こす。

「いつもツイッターのリプライ気まぐれでごめんな! でも、今日だけはお前らに愛と言う名のリプライ、ひとり残らず届けてやるよ! 準備できてんのか、幕張っ!?」というゲイリーの言葉から、最新シングル曲“LoVe SHouT! ”に突入! ユコ・カティが銅鑼を打ち鳴らして狂騒的なカタルシスを生み出していく。続けて凶暴なまでにダンサブルな“ユキちゃんの遺伝子”でGALAXY STAGEを丸ごと揺らしてみせ、「2013年はね、半沢直樹の野郎に菅野美穂ちゃん取られちゃったんで、ガッキーだけは誰にも渡さねえ!!」とゲイリーがお立ち台で身勝手極まりない怨念を爆発……と、そんな調子で終盤までフルスロットルで突っ走って、ラストはユコ・カティが愛らしい歌声を響かせる“サイケな恋人”へ。メロウな序盤から徐々に雲行きが怪しくなり、突如巻き起こるパンティーコール! 「この会場を選んでしまったお前たち……残念ながら今年の運勢は大吉だ! 地獄へ落ちろ!」と不敵な笑みを浮かべ、「最後にさ、お前らが最高の初夢を見れるように、トラウマ残してってやるから、覚悟しとけよ!」と万雷のパンティーコールのなか、「どやさ!」と言わんばかりにパンツを剥ぎ取るゲイリー。「これが、J-POPの限界だー!!」のシャウトに喝采が沸き、最後はユコ・カティが狂ったように銅鑼を打ち鳴らして大団円。このライヴの直前に5月をもってライヴ活動休止を発表した彼ら、(詳しくはこちらから→http://ro69.jp/news/detail/95023)、でもそれは「よりもっと“濃い”モーモールルギャバンを見せたい」からだという。2014年の彼らがどんなアクションに出るのか、しっかり見守っていきたい。(奥村明裕)





この4日間の模様を凝縮した別冊付録を、「ROCKIN'ON JAPAN3月号(1/30発売)」に封入! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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