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さあ、今年もこのEARTH STAGEに、ハラペコ乱舞の時間がやって参りました。満場の手拍子に食いつくように4人が勢い良くステージに飛び込んで来ると、「やるぞマクハリャァアア#$%*!!!!!」とダイスケはん(キャーキャーうるさい方)が喚き散らして“恋のメガラバ”でいきなりの全力シェイクだ。そして「今年もカウントダウンがやって参りましたー! 君たち、ヒマだよねえ」とさっそく的を射た暴言を放つナヲ(ドラムと女声と姉)が、“便所サンダルダンス”(亮君御用達の「マキシマムザ便サン」受注生産も話題に)、“ビューティー殺シアム”(ナヲは来年で白髪染め開始10周年と話していた)といった、6年ぶりのアルバム『予襲復讐』からのナンバーが投下されてゆくなか、ステージ上をのっしのっしと練り歩くマキシマムザ亮君(歌と6弦と弟)の脇から「年の瀬にそんなもんかマクハリー!!」と煽り文句を飛ばす。ダイスケはんが、この今年最後のライヴでジーパンのベルトを忘れてしまい「なんか出てしもたら、ツチノコだと思ってください」と笑いを誘い、或いは2013年のトピックとして「和食がユネスコの文化遺産に指定」されたという話題をいやに熱心に語りながら“
”、“メス豚のケツにビンタ(キックも)”と畳み掛けてゆく。「『ほこ×たて』的に言えば、我々ステージ上は4人、みなさんは3万人! 4対3万ですよ! 怖いもの知らずのあの頃の気持ちで、ビームを、ビームを放て!」と特大スケールの真剣勝負を繰り広げるのは“中2 ザ ビーム”だ。オーディエンスを睨め付けながら歌う亮君も、ニヤリと笑みを浮かべて満足げである。

“ぶっ生き返す!!”を叩き付けると、またもやナヲ×ダイスケはんの無軌道トークが繰り広げられるわけだが、「楽しい時間って、5時間が1時間半ぐらいに感じられるとか言うじゃん。あれって、1時間半しか歳取ってないらしいよ。だから、楽しくて1年が2秒ぐらいに感じられたら、2秒しか歳取りません!」と締め括り、「2013年・こってり納めの儀」が執り行われる。力の入った土下座の姿勢からジャンプ、という難易度の高い恋のおまじないを見事オーディエンスが成功させ、“恋のスペルマ”の大シンガロングによって完璧な大団円へと向かうのだった。(小池宏和)





この4日間の模様を凝縮した別冊付録を、「ROCKIN'ON JAPAN3月号(1/30発売)」に封入! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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