2013年もあと僅かとなった午後10時45分、COSMO STAGEに驚異のポップ集団＝さよなら、また今度ねが登場！　「イエー！ イエー!!」（菅原達也（Vo・G・Key））と冒頭からテンションMAXなさよ今は、“瑠璃色、息白く”から威勢よくスパート。お茶目にダンスしながら、菅原はオーディエンス一人ひとりを焚きつけるように指差してステージを練り歩く。続いて菅原が長方形のギターを掻き鳴らして“踏切チック”へ。まだ軽音部の学生バンドのようなカジュアルな出で立ちの4人だけれど、そのアウトプットはやたらポップでグルーヴィだし、ズッ転ける寸前のギリッギリのバランス感で突っ走るアンサンブルは無性に胸を掻きむしるし、ドラムス渋谷はなぜかシャワーキャップ被ってるし……何なんだこいつら!?

「去年も出演させていただだいて、まぁたいそう盛り上がったんで、今回も出させていただきました！　燃えて、燃えて、炭になって帰りますヨロシク！」（菅原）と完全燃焼を誓って、中盤には「我々渾身の一作になっております。みなさん、両耳をダダ開きにして聴いてください、どーぞ！」と、ウェブ上で公開されて話題沸騰中の新曲“Q”も披露！　ネオンのようなキーボードがきらめく感情ダダ漏れの疾走ナンバーがみるみるフロアを沸かせ、終盤は “僕あたしあなた君”→“信号の奴”という狂騒的なWコンボで誰しもをパーティーピーポーと化して絶頂へ！　最後に「あけまして！」「おめでとう！」のコール・アンド・レスポンスでひと足先に新年を祝した4人。来年2月の2度目のワンマン（「車弁償コンサート」＠Shibuya eggman）も見逃せない！（奥村明裕）