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COUNTDOWN JAPAN 13/14 公式サイト
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「COUNTDOWN JAPAN 13/14」初日EARTH STAGEのトリ前に登場するのは、今年で6年連続のEARTH出演となる9mm Parabellum Bullet! 1曲目から飛び出した爆音ヘヴィ・ディスコ・アンセム“Discommunication”で幕張メッセががっつり揺れ、歌メロをオーディエンスに委ねてみせる菅原卓郎(Vo・G)に応えて満場のシンガロングが噴き上がる。さらに“ハートに火をつけて”のスカ・ラテン歌謡なアンサンブルが紅蓮の狂騒感を描き出しながら、フロア丸ごと至上の熱狂空間へと巻き込んでいく。「灰にならないか幕張!」と叫び上げる卓郎のコールが、滝善充(G)の放射する痺れるような轟音ギターが、中村和彦(B)の地を這うベース・フレーズが、かみじょうちひろ(Dr)のアグレッシブなドラムさばきが、会場の温度をぐいぐい高めていくのがわかる。続く“Living Dying Message”では一面のクラップとともにフロアが揺れ、ステージ狭しと動き回りギターをぶん回し鮮烈なフレーズをかき鳴らす滝の姿が、オーディエンスの魂をびりびりと震わせていく。

「俺たちは今年、結成9周年でした。ロッキング・オン主催の大忘年会が行われているわけですが、4日間の中で9周年を祝ってるバンドは俺たちだけだと思います!」と卓郎。「去年『新曲です!』ってやった曲が、アルバム『Dawning』の1曲目に入ってるのね。その曲を、またここでやっていいか!」というコールとともに披露するのはもちろん“The Lightning”! メタリックなサウンドとカオティックな展開のひとつひとつが、ダイレクトに頭と心のど真ん中に突き刺さってくる。そのまま滝のメロウなギター・アルペジオから、名曲揃いの『Dawning』の中でもひときわエモーショナルな“黒い森の旅人”を鳴り響かせると、EARTH STAGE一面に拳が突き上がっていく。そんな灼熱の風景から一転、物悲しくむせび泣く滝のギターとともに極北のヘヴィ・バラード“カモメ”へ……ロックもメタルも融かし尽くして極限進化を続けてきた9mm。アルバム『Dawning』の世界を完全に血肉化した果てに、4人の渾身の音で9mmの音楽世界をさらに高密度に凝縮してみせたような、充実のアクトだ。

「みんな詰めかけてくれて嬉しいです! どうもありがとう!」と再び卓郎が語る。「俺たち今年は9周年ということは、来年は10周年でございます。来年早々2月7日と8日に武道館でライヴをやるので、よかったら来てください!」の言葉に拍手が広がる。「今年はやり残したことはないか? やり残したことがあるやつ! あと4日しかないからな、この忘年会で忘れようぜ! 『忘れていいや』っていう人!」の声に応えて、フロアに一斉に手が挙がる。

「ちょっと早いけど、初日の出を見ようぜ! 来年もいけるかああああっ!」の絶叫とともに“The Revolutionary”へ突入、ライヴはさらなるクライマックスへ! “Black Market Blues”のダイナミックなメロディと妖艶なアンサンブルがメッセをオーディエンスの歌声で満たし、目映いライティングすら霞むほどの“新しい光”の卓郎の熱唱とフロア一面の大合唱が、エネルギッシュな楽曲にあらなる爆発力を与えていく。これまで幾度となくライヴの終わりを飾ってきた“Punishment”の激速スラッシュ・ビートで大団円……かと思いきや、ラストに最新キラー・シングル“Answer And Answer”投下! 目に映るすべてのものを震撼させるような、堂々たるロック・アクトだった。(高橋智樹)





この4日間の模様を凝縮した別冊付録を、「ROCKIN'ON JAPAN3月号(1/30発売)」に封入! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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公式スマートフォンアプリ登場 COUNTDOWN JAPAN 13/14

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